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有限性の後で?


今流行の哲学、思弁的実在論の中心的人物、カンタン・メイヤスーの主著の日本語訳が発売されてます。
けっこう売れているみたいです。

HEGELのアンプやDACを使う者はG.W.F.ヘーゲルの著書を読んでいなければならないというルールがありますので(嘘)、私も当然、哲学を齧っています。ここのところは脳が退化しておりまして、読んでもあまり内容が入って来ず、マラブーの「わたしたちの脳をどうするか」以来、パッタリと現代哲学から離れておりました。
この間、ブログのネタ探しに本屋に行ったところ、思弁的実在論が流行ってるよという評をみまして、本もつい最近出版されたようなので、久々に買ってみっかなと↑の本を手にしました。

思弁的実在論はカンタンに言うと、人間中心主義、主観主義的な哲学をもう一回、唯物論的に見直そうよ的な感じです。「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな」的なカント以来の伝統(図1)を、事実性、偶然性というキーワードを用いて「お前がそう思わなくても事実そうなんだ。全部偶然だけど」と言った感じに言い換えています(たぶん)。偶然性がどうして実在性を保証することになるんだろうっていうのは、なんか科学哲学とコミットしてるみたいなんですがそっち方面に疎い私にはよくわかりませんw
8ec19d21.jpg
(図1。相関主義)

ブログネタにしたかったので、社会論とかが出てきたら、オーディオや音楽に絡めてやろうとか思ってましたが、割と純哲学的な本でしたw
偶然性というと、ジョン・ケージの偶然性の音楽を思い浮かべますが、ああいったのはメイヤスーの言う完全に必然性のないハイパーカオスな偶然性とはまた違うようですね。実在論の思想のイメージとして近いのは、人間がいなくなった宇宙でも鳴り続けるような音楽、ケージのオルガン2/ASLSPとかでしょうか。でもアレも一応演奏時間が639年となってるので違うのかな?

とりあえずまだ今日サラッと読んだだけなのでもう少し熟読しようかと思います。

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メディア史からみる音楽史論

前回の論点を少し分解してみます。
音楽史をメディア史の方向から見てみると見えてくるものがあるかも?

< 声 - 楽器 - 宗教性 - 楽譜 - 劇 - 芸術性 - ラジオ - レコード - スピーカー - 音楽ランキング - アイドル - CD - MP3 - 握手券 - ヘッドホン - DAP - ハイレゾ - 定額聴き放題 >

ちょっと大雑把ですがこれらを一律に音楽メディアとして扱った場合、昨今のヘッドホン、イヤホンの高額化や、アマゾンの定額聴き放題の参入は音楽史的に何らかの方向へと向かう過渡期を示すものになるのではなかろうかと。
個人的な持ち物だった音楽が、社会のものとなり、再び個人のものに戻りつつあるのを感じます。特に定額聴き放題という音楽の再発見を促す聴取スタイルは、握手券やアニメソングなどのパッケージングされ、消費されるスタイルの音楽へのアンチテーゼのように思われます。

しかしながら今後、どのように音楽メディアが変わっていくのかはあまり予想がつかないので難しいですね。定額聴き放題が思いっきりズッコケる可能性も十分ありますし、オーディオも普通に衰退していくかもしれません。
最近、一時代を築いた人文学誌Inter Communicationの「音楽/メディア」という号を読み返しましたが、やっぱり8年前ともなると時代を感じました。




↑たったの81円! これは買い?

シアターオルガン

シアターオルガンと言う楽器をご存知でしょうか。
アメリカの無声映画時代に伴奏として活躍した楽器です。
今日はそれを紹介しましょう、って言っても御託を並べるより聴いてどうかという問題なのでリンクだけ貼っときます。
YouTubeの埋め込みが多すぎてページが若干重くなってるので一つだけにしときます。
あとは、自分で調べて下さいw
アメリカンシアターオルガン協会のウェブラジオなんかあったりします。
この音楽は、貧弱なオーディオシステムの方が映えたります。私もメインシステムよりディスプレイ付属のスピーカーで聴いたりなんかしてます。

朝撮ったミニミニミニコンポVer1.02の写真も貼っときます。
IMGP3640.jpg
サイドパネルをちょっと整えてみてコンポっぽさを強調してみたんですがどうでしょうかね?
ちなみにインシュレーターっぽいのは一円玉ですw

音/音楽とオカルト/神秘主義

個人ブログであまり小難しい話をしても誰も読まないと思うので簡潔に……

私が最近思うのは、音楽というものを極端に言えば直観的、神秘主義的な体験として捉えがちな人ほど、一方で音質は数値化できると考えてると思うのです。「音楽は個人の感性の問題だが、音は絶対的で客観的たりうる」というような。

まず、音と音楽の境界線がどこなのという突っ込みどころがありますね。
ノイズミュージックなんか聴いてみて欲しいです。



そして音も音楽も言葉と同じように社会的な通念です。
この本がよく解説してくれます。


オーディオ界隈はオカルトが蔓延っていると口を酸っぱくしておっしゃる方がいますが、
オーディオも詩や音楽同様、批評によって文化的に形成されるものですので、批評空間が価値を認めたらその通りのなのです。
(尤も、批評空間自体に疑義が生じているならばそれは是正すべきなのですが。)

要約するとオーディオは芸術みたいなもんであると。

プロフィール

Abbe Gelinek

Author:Abbe Gelinek
DAC:HEGEL HD25
AMP:HEGEL H80S
SP:KEF Reference 1/TangBand W8-1808 BS/Fostex T90A+Dayton AMT2-4+Fostex FW168HR BS+Fostex CW250A/
CDP:TEAC PD-H600
HPA:nuforce iconHDP
HP:AKG K701/AKG K601/SENNHEISER HD650
POWER:KOJO TECHNOLOGYAray MKII

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