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ダシーラ・アバー Mk.2

イスラエル軍の最終破壊兵器みたいな名前のダシーラ・アバーがついにツイーターを装備し、完成に至りました。
ダイポール・ショートホーン・ラインアレイ/アンビエンス・バックロードホーン、その頭文字からDSHLA/ABH——ダシーラ・アバーと命名し、当初はダセーヨあべーの誤りではないかとすら言われましたが、完成したこの音を聴けば貴方もメシアの降臨を予感することでしょう。

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トーンゾイレで画像検索すると、私と同じようにフルレンジユニットでチェレンジし、やはり高音が弱いようでツイーターを1つ加えてるような作例をよく見かけますが、その人たちには是非とも言いたい。
「ツイーターもゾイレにすべき!」
鳴り方が変わります。
おそらく多くの人は、思い切って大量に揃えたフルレンジのトーンゾイレに、さらに大量のツイーターを買って付け加える勇気がないのだと思います。私も最初の導入から実に4年経ちようやく踏み切ることができました。これまでトーンゾイレはヤマハ NS-1や1ペアのツイーターと併用して補助兵器のような使い方しかできていなく、撤廃まで考えておりましたが、まさに「毒くわば皿まで」と言う心境でツイーターを16個購入しました。(そんな高い品ではないですが)

ダシーラ・アバーのトーンゾイレ(ラインアレイ)部分は7連になってるのですが、これには二つウラがあります。フルレンジユニットは8Ωの物で、3個直列にしそれを3セット並列にして合成8Ωにしておりますので全部で(片側)9発あるのですが、パーツエクスプレスで購入したウェーブガイドが8個余っており、売っても元は取れないだろうと、流用することにし、9発のうち2発を直管のバックロードホーンにしました。

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これはアンビエンススピーカーとしてラインアレイの裏に設置しております。

もう一つの理由としてはラインアレイにするバッフルの長さを、売っている木材の910mm(3尺)にすることで出費を抑えたかったと言うこともありました。90センチに9発並べると隙間が狭すぎて加工が面倒ですし、ギッシリ詰めることでラインアレイとしての性能が向上すると言うこともないと考えたからです。
なのでフルレンジとフルレンジの間には5cmほど隙間があり、ここに今回、直径3.2cmのツイーターを取り付けることができました。

最初に音を出したときの驚きは、今のメインの音を初めて出した時を超えており、ほとんど「今まで聴いたこともない音」と言って良いような凄さがありました。
特に自作スピーカーでは、最初に聴く楽曲がスピーカーのイメージを決定づけてしまうくらい重要だと思っているのですが、少し疲れていて適当に選んでしまいました。トーンゾイレといえばオーケストラ曲が合う感じですし、ブルックナーあたりにしようかなとか事前に考えておりましたが、選んだのはミニー・リパートンのパーフェクトエンジェルでした。
女声をここまで切なげに表現するスピーカーがこの世にあったのか。いや無い。(反語)
テクニカルな話、中高域のどこかの周波数がピンポイントで位相反転になり詰まった感じに聞こえ、声に独特の表情をつけていたのだと思います。背面開放による効果で間違いないでしょう。さらにツイーターとフルレンジのタイムアライメントがズレているせいなのか残響が長くなっているように聞こえます。しかもそれでいて解像度は普通に高い。DaytonのND16FA-6の性能のおかげでしょう。Daytonはガチでコスパが異常です。
コンサートで聴いているような音と言うのは想像しやすいと思うのですが、ダシーラ・アバーの場合、オレだけのためのコンサートでオレに想いを寄せながら歌ってくれてるの?ってな感じwです。
しかし、残念なことに、他のジャンルを聴くとバランスが崩れて聴こえてしまい、汎用性はありませんでしたw 仕方なく、オレのだけのため感を少しマイルドにして、オールジャンルで鳴らせるように調整しました。それでもこの音はなかなか無い素晴らしさで、ダシーラ・アバーは名誉挽回、撤廃の可能性は完全に無くなりました。

一つ苦労したのは、サブウーファーと合わせるクロスオーバーの設定が、DSPの制限でNS-1と共通にせざるを得ないと言う点で、NS-1も密閉とは言え下は60Hzまで鳴らせる一方で、ダシーラ・アバーは背面開放の5.5cmですので100Hzあたりからずるずる下がり、全く合いません。
これはダシーラ・アバー使用時にはサブウーファーの音量を上げる、と言う単純な方法でクリアしました。NS-1と合わせてるサブウーファーはタイムアライメントを合わせるために6dB/octで極めて緩く下がっているのですが、これが返って好都合で、緩いおかげで音量を上げまくればかなり高いところまで音が出て、100Hzで合わせることが可能になるのです。その際、設定上は低音が盛り上がる線になりますが、サブウーファー本体の箱が小さく、密閉なおかげで、最低域は削られ、比較的フラットな出音になると言う形です。


フルレンジユニットをつけたまま新しく穴を開けたら、木片がユニットの一つのボイスコイルの中に入りこんでしまったようで、バリバリとノイズを出して、やっちまったかと心停止しかけたんですが、指で押して何度もストロークさせたところ、ボイスコイルとマグネットの隙間から外れたようでなんとか治りましたw まだ木片はスピーカー内から取り出せてないので、再発の可能性はありますが……
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roonの体験会に行ってきました

久々に日曜日に予定が空いていたので山形県は鶴岡市のオーディオラボ鶴岡のイベントに行ってまいりました。
前回行ったのは一昨年の12月で、何本かスピーカーを試聴させていただいて、現在のメインスピーカーになる方向性を決めるきっかけをいただいたた運命のお店です。……と、言いながら今まで1円も買い物をしていません。今回こそは、と思っておりましたが、行く途中寄ったハードオフにリール巻きのアルミットのハンダが安く売っており散財してしまい、恩返しはできませんでしたorz ツイーターを16個はんだ付けしないといけないタイミングで、ちょうど良過ぎました。

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チロルチョコ保管用の箱と言った感じのサイズ感


今回は、秋田県湯沢市のオーディオ評論家、逆木一氏による音楽鑑賞ソフト「roon」の体験会のイベントでした。
私はファイル再生がメインで、ネットワークもやりますのでroonについては試用版をインストールしたこともあり、有用性は理解しておりました。roonに記録してある膨大な資料やWikipediaなどへのリンクにより、関連する人物や背景などを深く知ることができ、さらにその音楽を簡単に辿れるという、まあ、例えるとすると「CDを買ったらライナーノーツに関係者のCDまでぜんぶ挟まってた」というような状況ですねw
しかしながら、使う私の方に若干、問題があるために購入には至りませんでした。
まず、私のクラシック音楽の聴き方に問題があります。一般的には音楽史的に価値のある作品に色々な解釈をして再現(演奏)するのがクラシック音楽ですが、私は、色々な解釈とかされても違いがよくわからないので、とにかく別の楽曲を聴きたい感じなのです。ポロリ〜ンがポロリ〜…ンになっても、でっていう(死語)と言う感じで、それよりピロリンやポロピロが聴きたいんです。そうなると昔の音楽はもう過去の出来事なので、新しい昔の音楽なんてものは無く(定義を甘くすれば無いこともないんですが)、どんどんマニアックで音楽史的には埋もれてる音楽を求めてしまう感じです。
んでいくらroonに膨大な資料があると言えど、そこまでマニアックな資料はないし、関連する資料へのリンクも少ないので、求めるものが得られないと言う点が一つ。

もう一つがやはり英語をスラスラ読めないと言う点。roonの方が用意している資料はほとんどが英文で、日本語はwikipediaの文が読めるのですが、それなら無料で読めるWikipediaで良いな……となってしまいます。資料が読めないと、言ってしまえば音楽配信サービスの補助装置くらいの使い方しかできない辛みがあります。(かなり強力な補助ではあるのですが。)
その辺のところは今後、発展があるかなと言う期待があり、このイベントで事情を聞こうと思っておりました。一応、体験会と言う名目でしたので、逆木氏のお話自体は入門的なものでしたが余談としてのroonの動きに関しては少し聞けました。

残念ながら現段階ではまだ私が欲しいサービス水準に達していなく、まだちょっとroonの導入は見送る形ですが、利用者数の方は日本国内でも割と順調な推移なようで、将来的により完全な日本語化や更なるリンクなどが加わることが期待され、導入する可能性は高まりました。

使用機材として、最近話題のカナダのParadigmのスピーカー(Persona3F)や、エソテリックの欲張りセット的なDACプリとパワー(N-05XD、S-05)、roonデバイスにNucleus Rev.BとTAIKO AUDIOが用意され、聴き比べもできました。

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Paradigmのスピーカーは初めて聴いたのですが、上は優しく下はシャッキリと言った感じのなかなか綺麗なサウンドで、特徴的なディフューザーとアルミコーンのウーハーの見た目通りの音と言ってしまうと表現に味気がないのですが、見た目の綺麗さもありますので本当に綺麗だなと言う感想が出ます。
roonコアは逆木氏のノートPC(多分レノボ)、Nucleus Rev.B、TAIKO AUDIOと比べて聴かせてもらいました(他の方が試聴されてる横でですがw)。私はファイル再生における送り出し機器の質というのはあんまり気にしてもしょうがないな、と言う先入観がありましたが、意外と音が変わるので驚きました。そして、意外とノートPCが善戦してるのも驚きました。(私見)
正直、個人的には、ファイル情報の挿入・書き換えなど頻繁に行うので、そこにPCではなく専用機器を置く気にはなりませんが……


秋田市から山形方面に行くといつも気になる橋。

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メガ・オーバー・ブリッジ!!
今はテラやペタの時代なのでちょっと少なさを感じますが30年くらい前は相当なもんでした。まあでもオーバーですから、元々デシとかミリとかそんな規模感だったんでしょう。それでメガですとやはり今でも相当なのかもしれません。

Dipole Short-Horn Line-Array / Ambience Backloaded-Horn

ヤマハ NS-1を単独で鳴らしやすいようにしたところ、オプション装備としてあったダシーラ・アバーの存在意義が極めて薄くなってしまいました。
ダイポール・ショートホーン・ラインアレイ/アンビエンス・バックロードホーン——略してダシーラ/アバー!!

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このように塩ビ管を縦に割り、ホーンのフレアにした背面解放型のラインアレイと、その後ろに余らせていたウェーブガイド(一種のホーン)を両端につけたバックロードホーン?を置いたキワモノ自作品です。こちらの記事を参照
上の記事で書いたこととも被りますが、この工作は苦難の歴史というか、失敗の経験が重なった負の遺産とも言うべき物です。
事の起こりは、FOSTEXの卓上バックロードホーンを買ったことから始まります。

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こちらが大変お安く放出しておりまして出来心で買ってしまったところ、卓上用なので普通の距離で聴くには高域が全く出ず、ユニットを交換してみようとWavecor FR055WA02を購入したのでした。これがラインアレイになる9ペアの最初の1ペアです。径が少し大きいのでエンクロージャーを改造したのですがこれの工作に失敗し、結局ユニットを余らせることになりました。それを当時、気になっていたトーンゾイレ(ラインアレイ)にしてみようと買い足し9ペアにしたのですが、ラインアレイにするスピーカーユニットとしては高域が足りず、仕方なくNS-1の補助兵器として装備する事とし、二度の大改装を経て、今の形となっております。
やはり、高域の足りなさがネックとなっており、主力兵器として扱えていない実態があります。ユニットを大量に繋げるとユニット自体がコイル(インダクタンス)となり高域を減らす事、高域ほど干渉による減衰が大きい事、これらの知識を製作当時には持ち合わせていなく、失敗に至りました。
現状これに加え、壁に向けてポン置きしたアンビエンスツイーターを加える事で高域を補っていますが、ツイーターは1ペアだけなのでラインアレイとしての動作は全く不十分となってます。

今回、存在意義の低下を是正すべく、ツイーターを加える決断をしました。
年末年始の渡米の際に買って送料を浮かせる計画がありましたが、やはりまた失敗してドツボにハマるのはイヤだなあ、と逡巡した結果やめておりました。ラインアレイはユニットを大量に買う必要があり、失敗したときのダメージが大きすぎるので判断が難しいですね。
Dayton audioのND16FA-6という1個10ドル、直径3センチほどの小型ツイーターを16個買いました。
今日届くはずですがなかなか届きません。取り付け径が32.5mmですが、手持ちの自在錐が40mmからで、仕方なく32mmのホールソーを買ってきました。0.5mmに泣く未来が見える……


話変わりまして前々回の投稿で、低域の遅延に関する表を作りましたが、iPadで表を作るのが結構簡単であることを知りまして、調子に乗って今のシステムの早見表を作ってみました。

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システム2
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システム3
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LRはリンクウィッツライリー、BWはバターワースです。〜次フィルターとあるのは、変則的なフィルターです。12dB/octは2次フィルター、 48dB/octは8次フィルターですが、位相を無視したりすれば4次で48dB/oct並のスロープを作れたりしますので、部屋由来のディップやサブウーファーの遅延なども勘案しながら適宜入れております。

見せられてもあまり興味がないかもしれませんがwこれは現状を自分で再認識し問題点を洗い出すのにも大変に意義があるな、と作ってて気づきました。
皆さんも作ってみることをおすすめします。

表は常設のトップ記事にしてみました。ついでにブログのデザインもちょいと変更。

DIYの敵

「今回はちょっといい材料を使って少々凝ったモノをDIYしたいな」と、思いながらホームセンターに行き、あれこれ考えてるうちになんか面倒になってきて「最小限の労力で見た目もいい感じのモノを」と考え始め、最終的には微妙な見た目のテキトーなモン作っちゃう現象があり、これにはすでに心理学的な病名wがついていると思うのですが、今回もそれを患いました。

ホームセンターで色々悩んでる労力よりも、ちゃんと当初の計画通りに作る労力の方が軽いのにも関わらず、人はホームセンターに行くと「なんとか簡単に作れないかな?」とダラダラ考え続け、ちょっと遠いホームセンターまで足を運んだり、少し値段の張るものを購入してしまったりして挙句、既製品を貼り合わせただけのショボいDIYになってしまうのです。
DIYで失敗する人の大半はこれなのではないかと思います。DIYが苦手と言う人も、初っ端でこれをやってしまい「自分はDIYの才能がない」と言う固定観念に陥り苦手になっていくのでしょう。

なのでDIYを成功させるコツというのは、計画が立ったらホームセンターに行かず、部材を一気にネットで買い揃え、当初の計画通りに作ることなのではないかと思います。畢竟、ホームセンターはDIYの敵だったのです。

今回のDIYは、前回の投稿の最後に書いていた、ダイポールラインアレイのオン/オフにケーブルの抜き差しが必要な点、これを改善しようと言うところから始まりました。
NS-1 classicsとステレオサブウーファーの組み合わせの完成度が高いため、それまで組み合わせて使っていたラインアレイをリモコンで簡単にオンオフして切り替えられるようにしたいと思い、スピーカーセレクターの設定を少し変えることにしたのです。今までは3つ全てのSPセレクターを同じ信号(リモコン)で切り替えていたのを、ラインアレイとサブウーファーと別々の信号にしました。
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そのために、SPセレクターの設置場所を少し変える必要があり、真空管アンプの下に置こうと考え、コンクリートブロック(っぽい発泡スチロール)の代わりのラックを自作することにしました。購入するという発想にならなかったのは、貧困もありますが、周辺のラックやらスピーカーやらがほとんど自作なので、いきなり既製品を入れたらデザイン的に明らかに浮きそうですし、必要なサイズが高さ/幅/奥行きが8cm/35cm/35cmと変則的で売ってない上に、小さいので作りやすそうだったからです。

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↑初期のデザイン案です。
下の×字のデザインは、板材を見に行ったらめちゃくちゃ値上がりしてたので、なんとかツーバイ材とかでできないかと閃いたヤツですが、こういう攻めたデザインのDIYは、塗装や細かい部分など綺麗に仕上げないと、かなり貧相に見えてしまうということを思い出しやめました。
んで、以前買っていたスピーカースタンド用のスパイクがあるのを思い出し、上のデザインの足にスパイクを付ける感じのデザインをぼんやりと思い浮かべながらホームセンターに行きました。

買ってきたのはこちら↓
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これだけでも4400円もしましたw
あれこれ考えてるうちになんか面倒になってきて「最小限の労力で見た目もいい感じのモノを」と考え始め、最終的に高くて半端なものに行き着く現象です。

穴を開けるだけでできるので簡単でした↓
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うーん……。
現段階では、まあまあいい感じに見えますがコレジャナイ感もあります。(横にコレジャナイロボもありますし)
自作の怖いところは自分では見た目の良し悪しの判別がつかないところです。自分で作ると愛着で500%増しくらいいい感じに見えてしまうので、本当によくわかりません。
まあでも機能は十全に果たしているのでとりあえずいいとしましょう。

プロフィール

あべ

Author:あべ
DDC:MUTEC MC3+USB
AMP:hypex FA253(x2)+hypex FA502(x2)
SP:RAAL 70-10DAM+VOLT VM527+VOLT BM165.1(x2) / Fostex T90A+Fostex H325+JBL LE85+JBL 2231A+JBL 2231H / Dayton audio ND16FA-6(x8)+Wavecor FR055WA02(x9)/
SW:Dayton Audio LS12-44(2ch)+morel UW1058(x2,mono)
CDP:TEAC PD-H600
HPA:nuforce iconHDP
HP:AKG K601
POWER:KOJO TECHNOLOGYAray MKII

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