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たまゆらの会

秋田たまゆらの会と言う真空管アンプや金田式アンプなどのオーディオの集まりが秋田にもあるのですが、私は「秋田で」なんてブログ名を冠しておいて別段、懇意にしていただいてると言う感じではなく、例会開催のハガキが来るので、ちょっとそこに紛れこんで聴くだけ聴いて帰ると言うような参加スタイルを昨年来やってます。
ご年配の方が多いのでなかなか声をかけづらく、個人的に付き合いのあるメンバーはいません。ネットなんかで活動があれば、時間を問わず関われるので参加もしやすいですが、どうも無さそうな感じです。
地域の愛好会というのは、いろいろ噂で聞く感じやっぱりネットだとケンカになりやすいみたいで、どこのサークルをみてもそこまで盛んに情報発信はやってませんね。顔を合わせないでいろいろ言えちゃうって言うのがあるかと思いますが、まあ、ありていに言うとネットリテラシーの問題でしょう。ご年配の方はネットに慣れてない方が多いのでそう言うトラブルを引き起こしやすいと言う面があると思います。それにオーディオファン自体多くないので、すぐ正体が割れてしまい、ネットでの言い合いが即座にリアルでのトラブルに移行しやすいのかと思います。
たまゆらの会には、そう言う風にギスギスした感じと言うのは全く感じないですし、むしろその逆の雰囲気もあるのですが、予防的にネットでは活動してないと言う感じなのかなと。

で、先日その例会に出席しました。
県のコミュニティセンターのホールでやってますので、意外と規模はデカいです。教会の礼拝堂のような空間に2〜30人集まってます。天井は高いのですが寒さ対策の断熱材が貼ってあるので、吸音されホールのような響きが無く、割と家で聴くのに近い音が出る感じでしょうか。ただ場所によってピークが出てる感じがあります。前回も感じたのですが中〜中高域にピークを感じて、アート・ペッパーのサックスがなんかフルートのような細い響き(帯域は違うのでサックスとはわかるのですがテナーサックスともクラリネットとも言えない感じの響き方)になってました。座った場所の問題? でも今回は前回ほどではないし、今回の発表者の方が自作したと言う大型ホーンが素晴らしく、割と抑制が効いたピークで悪くはなく、やや粗野な感じがむしろ良いと言う感じでしたw
後半は埼玉県の彩球オーディオ倶楽部と言う大手っぽいサークルから尖兵のような部隊からの発表があり、こっちはバランスを感じる音になっていたので、もしかすると中高域のピークはたまゆらの会の個性のようなものなのかな、と思いました。ただ耳が慣れただけ?

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曲の選び方が興味深かったですね。埼玉の方々は、Rock You Gently(ハンター)や竹内まりやの告白など、オーディオマニアに人気の曲を出しながら有名どころの歌謡曲や雅楽、クラシックなど出してくるのに対し、秋田のたまゆらの会は趣味に走った選曲がメインで、知らない曲も多く勉強になりました。まあ秋田チームはホームなので好きにやって、アウェイチームは基本を抑えたと言う感じでしょうか。
趣味に走った選曲の方が私は好きなんですが、趣味が合わないと残念な感じになるデメリットが出てくる、と言うのを学びましたねw 私は有名どころはあまり聴かないタチなので、自分のオフ会の選曲にも気をつけなければと自戒しました。

それにしても、たまゆらの会の例会は自作真空管アンプの発表がメインなので、私のようにデジタルで全部やっちゃってる者が参加するのは場違いな感じが否めません。一応、uesugiのステレオ真空管アンプを持っているのですが、球の違いもよくわかってないレベルですので自作なんて滅相もないと言う感じです。以前プロの方と話した時に、私のhypexを立派な自作だとおっしゃいましたが、板から外して箱に収めただけなので、回路図を読める方に言わせたら、そんなことは烏滸がましいにも程があると言う感じですw
一応、ビンテージルックのホーンもやってるので、回路図は読めた方がいいのでしょう。計測方面の知識を入れるのでいっぱいいっぱいになっちゃってるので、遠い道かとは思いますが。
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シン・リボンツイーター

2月にRAAL 70-10DAMに入れ替えて、余っていた同70-10Dの伸びていたリボンを交換しました。ヤフオクに出品するためだったのですが、ハンダ付けがかなりブサイクになってしまって、どうしようか迷っております。一応、計測上は問題なく、新しい方のDAMと同じ音圧が出てます。音もだいぶ似たような線で出てます。

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そもそもDAMとDの違いですが、上位のDAMはマッチングトランスのコアがアモルファス素材になっていて、通常版のDは普通の素材なようです。価格差は100カナダドルほどでしたので、たいして違いはないだろうと踏み、最初Dを買っておりました。
そもそもマッチングトランスとはなんぞやという話なんですが、私はヤフオクの出品物の説明文にはかなり詳しくいろいろ書く方なので、少し勉強して違いをザックリ理解しました。

マッチングトランスの前にリボンツイーターってなんなの? なんか高いのから安いのまでいっぱいあるじゃん、という部分の説明からいたします。
一見、同じリボンツイーターに見えるものにも3種類、プラナー(平面磁気)ツイーター・AMTツイーター(ハイルドライバー)・(真の)リボンツイーターとあります。
まずプラナーツイーターは、ダイアフラムに磁気が含まれているタイプで、構造も簡単にできるようで安価に製造が可能。
AMTツイーターはダイアフラムが波を打ってる物です。蛇腹に曲がったダイヤフラムは垂直方向に伸び縮みし凹んだ部分から押し出される空気の動きが音になると言う感じで、強力な磁気が必要なものの、こちらも構造はそこまで複雑ではなく、安価なものも探せばあります。
そして、真のリボンツイーターは、磁気を織り込まないアルミなどの極軽量なダイアフラムを用いるため、強力な磁力が必要になります。軽いので非常に低いインピーダンスで動き、調整するためのトランスも必要になり、これらが大きく重く高価な要因となってます。
真のリボンツイーターはダイアフラムが軽量で、動きもシンプルなためより良い音に繋がるとのことです。RAALはホームページでしきりに宣伝しているトゥルーリボントゥイーター(キリッなので、マッチングトランスがついているんですね。
AMTもなんか空気の動きそのものが振動板となるので極めてトランジェントが高いとのことですが、なんかよくわかりません。空気の動きが音じゃんって思ったんですが……。Daytonの安いAMTを試したことがありますが、派手な音という感じであまり好きではありませんでした。

トゥルーリボンの重くて奥行きのある背面、私はてっきり励磁式みたいにそこで磁力を作ってるものと思っておりましたが、大部分はインピーダンスを合わせるためのトランスなのですね。やろうと思えばトランスをネットワーク部分に置いて薄型化することもできそうな気がします。そういえば現にRAALはダイポールタイプ、両面から音を出すタイプも出してますね。

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これはリボンの下の方にマッチングトランスが入ってます。

さて、そんなに音が良いのに、なんで高級メーカーに採用されてないんじゃ、という話になりますが、これにはちゃんと理由がありました。しかもそれは私も身をもって体験してます。
そうです。リボンが伸びて音圧が下がってしまうんです。

私は4年ほど使ってますが、片側だけ音圧が低下しました。おそらくですが、スピーカーをDSPで調整する際に、片側だけを計測し、調整してから同じ設定をそのままもう片側に適用すると言う手順で繰り返しやっていたため、計測をした側だけのリボンが、高い音圧の計測用スイープ音により伸びてしまった、という感じだったのだと思います。ちゃんと使えばまだ全然使えたかと思います。音圧が低くなってない側と新品の音圧を計測して比べれば、次の替え時が大体わかったのに、交換作業が長引いたせいで計測作業中にアンプがオートオフで消えてしまい、交換前と交換後でアンプの音量が合ってない状態になってしまいましたw

リボンが伸びて交換作業が必要になる部品をメーカーはあんまり採用したがらないでしょう。
調べてみると、同軸リボンが売りのPIEGAはプラナーでした。よく考えてみればあの構造はトゥルーリボンではできなそうですね。まあでもプラナー=廉価品ではないので、ちゃんと作ってれば高くもなります。
あとは有名どころはMonitor Audioとかでしょうか。あれは調べるとトゥルーリボンみたいです。しかし、引っかかったのがモニターオーディオのリボンユニットの画像をよくみると、私がもってる中華製のFOUNTEKのリボンユニットに背面の部品やら形やらがそっくりです……。もしかしたらFOUNTEKが下請けなのかもしれませんね。リボンを交換せずユニットごと交換すれば簡単ですし。QUADRALもトゥルーっぽいですが、これもFOUNTEKに似てる気がしますw まあよくあることです。最近、計測の開始音を出す時、四角くて置きやすいFOUNTEKを使っていましたが、もっと大事に使うことにしましたw
ELACはモロにAMTですね。DALIにもリボン採用機がありますがプラナーのようです。
背面が小さくてリボンがまっすぐなのはプラナー、蛇腹なのがAMT、背面がでかいのがトゥルーって見分け方で良さそうです。

元からご存じだった方には、なんでもない話でしたかと思いますが、私には目から鱗な感じでしたw 結構リボン歴長いのに今更って感じですがw

ホーンのビリつき

記事のカテゴリーを少し整理しました。
FC2ブログはカテゴリーを複数選択できないんですね……。「改造,アンプ」とか、「計測,システム2」とかやると、ピンポイントで読みたい記事出せるなとか思っていたのですが。


最近、少し時間ができたので爆音で聴くことがいっそう増えたのですが、ホーン38cmで面倒な事態が発生してます。音量上げると明らかに歪みっぽい音が出るのです。
REWで計測を行うとdistortionの計測結果で107Hz付近で発生が見て取れ、そこで正弦波を作るアプリで107Hzを鳴らし、発生場所を特定します。
大体、触るとおさまるのでいろんなところを触診していけば発生源がわかります。

こう言う構造になっているのですが、
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青い丸の付近がビリビリ言ってました。
このショートホーンは9mm厚の板で作っており、薄いですけどそこまででもないので大丈夫かと思っておりました。LS5/1と言ったBBCモニターだって9mm厚の板です。
問題はこのショートホーン部分、ねじ止めされている背面の板を開けないと取り外せない状態で箱にくっついているんですね。さらに外すとなると、せっかく貼った木目のカッティングシートを剥がさないと行けなくなります。
方法としては2つ。
・スピーカーユニットのコーンの凹みと、ホーンの縁の隙間から、鉛テープなど何か重量のある薄いものを入れホーン背面に貼り付ける。
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↑この部分から板の裏に何かを貼る

・ものすご〜い長い木ネジで表面から貫通させ、中のエンクロージャー部分まで刺し、締めることで板を固定する。ネジ頭は木目シールでなんとかします。今調べると30cmクラスが売ってますね。必要なのは11cmと16cmでした。多分いける。
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こんな感じ。

鉛テープが少しあったので前者を試してみましたが、微妙なところです。音量を上げると少しビビってます。簡単なのでやはり後者でいきましょう。明日、長いコーススレッドを買ってきます。


来月の東京インターナショナルオーディオショー、参加を決めました!!
現地でkenbeさんとDCアンプマニアさんに会う予定です。オーディオショー参加は初なのでバチクソ楽しみです。

ホーンもまた調整

ダシーラ(Dipole Short Horn Line Arrey)の後ろに置いた板は大成功でした。
もうちょっと奥行きが出せそうなんて書きましたが、その時は何度も調整して耳が慣れてしまっていただけで、他のシステムから切り替えると大きく音場が広がるのがわかります。フルレンジ1発のような音源にある空気感をそのままに出すと言う音場の在り方とは真逆であるため、音源によっては「ただ定位がぼやけてるだけ」と言う感じになったりしますが、逆に音源によってはホーン+38cmを超えるリアリティ、ライブ感を出すと言うパターンが出てます。さらにはしっとりとした曲ではかなり繊細な表現もできてたりもします。径の大きさにしては少し良いという程度の値段のユニットですが、そこまで高級ではないですし、ツイーターは至ってはかなりの廉価品です。それでここまでの音になるのは、ちょっとDSPの凄さを再確認させられた形です。
尤も、ホーン+38cmは、ホーンらしさが出るように少し不自然に強調して調整してますので、もともとジャズとポップス以外はからっきしで、ときどき他のシステムに劣った面が出てくるのはしょうがない感じです。
しかし、せっかく苦労して作った新作が、元からあった若干キワモノっぽいプロトタイプのスピーカーに、部分的とはいえ負けるのは悲しい。
なのでホーンをもう少し調整しました。

一番改善の余地がありそうなのが、38cm 2発の繋がりで、これは以前の90リットル箱の時代から悩んでいた部分です。本来ならば2発ともウッドホーンと繋がる位置で切りたいところではありますが、ユニットが2231Aと2231Hで異なる上、230リットルでは2発鳴らすのにまだまだ容量が足りません。そこでHはウーハー、Aはミッドバスと言う動作にしているのですが、最初48dB/oct同士で100Hz付近で合わせていたものの、38cmのミッドバスに16cmでも鳴らせるような帯域(100Hz〜500Hz)を任せるのはもったいないなーと、ミッドバス側を12dB/octでハイパスするようにして低いところも多少鳴らすようにしてました。
この忖度がなんかあんまよくない気がしてました。
なので、忖度なしの調整を決行しました。
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ダメだった順に並べると…

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と言う感じで、結局一番忖度されてるカットが一番良い感じになりましたw
やはりウーハーのハイカットを緩やかにすると明らかに解像度が下がるので48dB/octで決め、ミッドバスの調整になります。ローカットをしないスタガーは、低域がボヤけるし過多になるのでダメで、逆に急峻に48dB/octにすると軽すぎます。12dB/oct、24dB/octは中域の定位感をややぼやかしてるような感じになり、6dB/octもややその感じは出るものの、低域の芯の強さが圧倒的にあります。

ラインアレイと比べると、やっぱり奥行きでは勝てないものの、恰幅の良さでは圧倒し、ジャズでは雰囲気が出ますね。とりあえずこれでokとします。

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スピーカーとラックの隙間に日の光が当たるとゴチャゴチャしたケーブルが見えてしまうので、またフェイクグリーンを買い足しましたw 最近ニトリのフェイクグリーンの品揃えが一層よくなってますね。

プロフィール

あべ

Author:あべ
DDC:MUTEC MC3+USB
AMP:hypex FA253(x2)+hypex FA502(x2)
SP:RAAL 70-10DAM+VOLT VM527+VOLT BM165.1(x2) / Fostex T90A+Fostex H325+JBL LE85+JBL 2231A+JBL 2231H / Dayton audio ND16FA-6(x8)+Wavecor FR055WA02(x9)/
SW:Dayton Audio LS12-44(2ch)+morel UW1058(x2,mono)
CDP:TEAC PD-H600
HPA:nuforce iconHDP
HP:AKG K601
POWER:KOJO TECHNOLOGYAray MKII

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