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ついにフルコンプ

「利便性」のために音質を犠牲にする、と言うのは生粋のマニアならばとんでもない話だと思うのかもしれませんが、じゃあ音質のために犯罪にでも手を染め大金を手に入れて、究極のオーディオルームを作るべきでは?と思います。犯罪を犯さないまでも、音楽を聴く時間を削りに削ってお金をしこたま稼いだり、極めて精巧なものを何年もかけ自作したり、極限まで音質にリソースを投入するべきでしょう。経済的条件や環境と言ったものも利便性という言葉の範疇に入ります。
「利便性」と言うのはなにも「手軽に事を済ませちゃおう」と言うレベルの話だけではなく、大きな事から小さな事まであらゆる次元で各々の事情に沿って必要だったり不必要だったりするし、或いはある人にとっては不便でも別の人には便利だったりと、単純に比較できるものでもありません。

なぜ急にそんな話をし始めたのか、それは私がホーンドライバーに可変アッテネーターを使っているからですorz
可変がクソと言うのは私は身をもって知っております。音がくぐもったり、解像度が低下したり、何年も使ってると急に音が出なくなったりもします。
トランス式なら全く問題ないんですがお高いので手が出ません。それよりなら安いのでちょうど良いポイントを見つけた後、計測してセメント抵抗に置き換える方が、要らなくなった時のことも考えると便利な気がします。
私は抵抗値の計測機器も持っているのにもかかわらず安い可変アッテネーターにしたままです。
それはやはり便利だからなんですよね……。よく他のシステムを聴いたらf特だけでも再現してみたくなるので、固定だと都合が悪かったりします。
DSPで音量調整はできるのですが、いちいちアプリを立ち上げるのがめんどうですし、そもそもスピーカーセレクターが足りません。最高域を鳴らすアンプはメインのツイーターに直結していて、ホーンでは中高域用のアンプでツイーターとミッドレンジの両方を鳴らしてますので、アナログのネットワークで分ける必要があり、ホーンかツイーターのどちらかは必ずアッテネーターで調整しなければなりません。

ですがこの度、もう一つスピーカーセレクターを導入し、ついに可変アッテネーターとおさらばする日が来ました。やっぱ利便性より音質ですわな。

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スピーカーセレクタータワーができました。4つのうち3つがヤフオク。意外と買い手が多く、4つまで揃えるのにここまで時間がかかった次第です。
このスピーカーセレクターは同じリモコンで複数を別個に操作することが可能で、最大で4つまでとなっているので私はもうフルコンプしたと言う形になります。べつに別個に操作しなくてもよければ無限に増やしていいんですが。
LUXMANのAS-50R、これは私のオーディオ人生を変えた機器の第2位となる製品ですね。第1位はhypexのアンプで、このスピーカーセレクターとの組み合わせで、3つのスピーカーのクロスオーバーを自由自在に変え、第3位のスマートリモコンでiPadからワンタッチで切り替えが可能になってます。

ホーンは音が明るくなりました。まだ要調整ですが、ちょっと音の感じがガラッと変わってしまい困惑してますw ホーンドライバー(LE85)のローカットは以前からDSP頼りだったのですが、その部分(500Hz付近)が変わってる感じがしますねw なぜだ!? 解像度は明らかに良くなってますので、調整次第で良くなるかと思います。
あとちょっとホワイトノイズが前より出てる感じもします。もしかして可変アッテネーターのおかげで上手く鳴ってたのか?w

ブログのトップにある表は
(旧)
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↓こう言う感じになりました。
(新)
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100Wのツイーター用アンプが他のシステムでも鳴るようになりました。
サブサブはどのシステムでも共通で使うのでセレクターに繋がってません。

4wayだったラインアレイですが、いずれもう1アレイ別のユニット群を加えパワーアップを狙っています。しかしそれまで1way余らせておくのは勿体無いのでとりあえず実験でこう言う物をつけてみました。

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「好奇心旺盛な自作ファンが作りがちなスピーカー」、第4位!!
無指向性スピーカー!!(全日本好奇心協会調べ)

stereo誌の付録の8cmユニット(OMF800P)にディフューザーをつけたものです。実はこのディフューザー、100均じゃないんですよ!
一見100均で買った漏斗をネジで取り付けただけに見えますが、実際はホームセンターで120円した漏斗なんです。準高級品です。しかもネジだけでなく、グルーガンでも接着もしてます。
まじめな話、ちょっと先端を切っただけでフェイズプラグに上手くハマり、径もちょうど合っていたので完成に30分もかかりませんでしたw 背面開放のラインアレイに加えるアンビエンススピーカーなので、位相特性は乱れてたほうが良く、箱に入れずポン置きです。
試しに単体で聞いてみましたが、面白そうな逆相っぽさもなく、割とただの高域がないスピーカーと言う感じです。あんまり期待できなそう……

長いケーブルで繋いで部屋のどこにでも置けるようにして、実験しました。
めちゃくちゃ楽しいですね。ディレイを入れると響きも変わります。
こうなってくるとマザーボードを買うとついてくるこう言う↓ソフトウェア

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で音を変えているのと大して変わらなくなって来るのですが、ベストスポットを探すのに意外とコツがあり、コレは壁の音が跳ね返ってるのかな?とか、コレは床かな?とかいろいろ妄想しながらやってると結構ハマりますw

暫定ですが、38cmダブルの箱の外側の肩のあたりに置くのが良い感じです。予想に反し結構ガッツリと雰囲気が変わります。おそらく中域が盛り上がったせいかと思いますがディレイでエコーがかかったような音になりつつも解像度は上がったように感じるポイントを探り当てました。クラシックだとはるか奥で鳴ってる感じになりますw
そもそも音場を形成する定位感というのは相対的な感覚ですのでこういうのは慣れてしまうと奥行きとかは感じにくくなって来るようです。ですので言うなればキワモノみたいなものなんですが、3つあるシステムの1つはモニターライクでもう1つは聴感優先、そしてこの3つ目は実験と言う位置付けもあるので、多少キワモノでも構わないかな、と言う心境になってます。
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よくわからないままにディレイが増えた話

↓22日の記事で設定できるディレイの限界が20000μsと書いてますが、正確には19200μsで、秒換算では0.0192秒と結構な短さなのでスロープの緩いサブウーファーなら対応できても、キツくするともう少し長さが必要になります。
うちのDSPは、同社製品としては一応これより新しい物はないのですが、マイナーチェンジをしていて、最新版はチップが新しく、大体やれることは同じですが外部からフィルターデータを読み込める仕様になっているようです。部屋の特性を計算してフィルターを自動で生成してくれるソフトなんかがあるので、そこで便利になってくるのでしょう。どこかで最新版で50000μs秒くらいまで設定している画像を見た記憶があるのですが、見当たりません。最新版の説明書にも19.2ms(19200μs)と書いてます。

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なんやかんやいじっていたところ、先日バグでリセットしていた下の帯域のアンプ(FA502)のディレイが32000μsまで設定できることに気づきました。「え?」と言う感じより「は?」と言う感想を覚えたのですが、よくわからんけど伸ばせるならありがてえ、とすぐにディレイを入れなければならない高域(FA253)のファイルを開き設定を試みました。
しかし、相変わらず19200μs以上は設定できません。
おそらくファームウェアが新しくなったことで新たに多くディレイを入れられるようになったのでしょう。感覚的にはそんな物理的っぽい機能をソフトの更新でできるようになるもんなの?ってなりますが、なぜかオーディオ周辺機器ではそう言うのが可能になるパターンが多いですねw 最初からやっとけよ!って言いたいですがw
そう言う調子なんで上の帯域(FA253)はおそらく3way分あるからソフトウェアの関係でディレイも短めなのだろう、と考えました。アキュフェーズのDF-65も10Hzでは48dB/octと96dB/oct、20Hzでは96dB/octのフィルターが設定できないようになってます。これはDF-65に自動でディレイを入れる機能があるからで、ディレイの長さに限界があるため最初からスロープ自体を設定できなくしてるのだろうと思います。今、DF-65の商品ページを見たら「DF-65は、現在在庫がございませんので、次の機種を開発中です。」とありますね。アキュフェーズのことなんで次の機種ではゴリゴリに伸ばせるようになってるかと思いますw

一旦あきらめ、「ならば上の帯域のスロープをめちゃくちゃ急峻にしたらいくらか遅延を得られないだろうか」と考えました。
このパラメトリック方式のDSPでスロープを作る時なんですが、Q値と言うよくわからない数値をいくつも重ねることでアナログのクロスオーバーと同様のスロープを作れるようになっていて、このQ値と言うのは、サンプリングレートにも関係してるみたいで、DSPのサンプリングレートが変わると入れるべき数値も変わってくると言う汎用性のない厄介なものでした。計算すれば求められるみたいですが、計算式が難しすぎて7の段で数学を諦めた私には到底不可能です。なので基本的にはhypexの説明書に書いてある8次フィルターまでの表を元に今まで設定しておりました。リンクウィッツ=ライリーのスロープならばQ値1.31と0.54を繰り返し入れまくれば48dB/oct(8次)、72dB/oct(12次)、96dB/oct(16次)と急峻にしていけるのですが、より一般的に用いられるバターワースが8次以降全くわからなくてモヤモヤしておりました。
この機会によく検索したところ、良いサイトを発見しました。

ここ

20次フィルターまで書いてある!
20次というと、dB/octで言うと120dB/oct! もはや崖ですね。
遅延は波の間隔に比例してますので、高域のフィルターを急峻にしたところで発生する遅延は大したことないだろうな、とは思いつつも実験的に入れてみましたが、入れてる途中で気づきました。設定できるQ値の個数に限界がありました。限度は15個で20次フィルターならば10個Q値を入れなければならなく、ローパスだけなら可能なものの、ミッドレンジなどでハイパスも入れると5個足りません。14次フィルター(84dB/oct)なら繋げられますが、途中でめんどくさくなりましたw
(ちなみにベッセルのフィルターは入れる周波数の値も計算して入れなければならないので、さらに面倒くさい。位相特性ならベッセルが有利らしいです。チェビシェフ?はよく知りません。)

色々やってはみたもののやっぱダメか〜、と20次フィルターを作ったファイルをいじっていたところ、なんか普通に32000μsの設定ができてる!!

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旧ファームウェア時代に作ったファイルでは19200μsが限度だけど、新しく作ったファイルなら32000μsが可能なようですw なんじゃそりゃ!!w
旧設定を全部メモして、新しいファイルに入力し直して、32000μsに増えましたw

さて、問題は32000μsでどのくらいサブウーファーの遅延を吸収できるかです。
まだ要調整ですが、22.5HzをLR 48dB/octで切るとちょうど32000μsほど遅延してました。 48dB/octでスッパリ切ると25Hz〜35Hzの間が薄くなるのでそこは新しい方のサブウーファーSW4/6/1Tに任せる形です。ディップ埋めしか役割がなかったSW4/6/1Tが輝き始めました。以前と同じ、二重サブウーファー体制です。

よく確かめずに動き、結果オーライだった話

昔買ったDSDのオルガンソロの音源を聴いてたら、アンプが落ちました。ちょっと焦りましたが、hypexはなんでこんな丈夫なの?ってくらい異常動作に強く今回も無事。ユニットも幸い無事でした。さすがモレル耐圧1500W。
これはおそらくサブサブに設定し直した音圧が高すぎるのだな、と考えました。
↓の記事で書いた2段階で下がるスロープが結局、20Hzではちょうど良いけど、10Hzでは耳で聞こえないものの、かなりの音圧でぶん回しているような感じになっており、20Hz以下がカットされているCDでは平気でも、DSDなんかでは出力しすぎていて、このところのフィルター改変でさらに負荷が増え、落ちたと言う状況なのだろう。
そこで再びフィルターの見直しました。
パンがないならケーキを食べれば良いんじゃね的な安直さで10Hzでハイパスを入れてみました。ついで14Hzのローパスもちゃんとした値に整え、位相回転も極力無くす設定にしました。

全然良い感じです。10Hz以上のf特の線は思ったほど変化はなく、聴感でも部屋の揺れが軽減してるのでむしろ良くなってます。問題は音楽信号を出したときの物理的打撃感です。
物理的打撃感を試聴するときよく使う音源はこれです。



マイケル・ジャクソンの名曲Black or Whiteの冒頭の寸劇パート23秒付近の通称『壁ドン』です。(Nakki7氏命名)
ブーストしまくると割と簡単にびっくりするくらいの音にはなります。ですがガッツンガッツンくる打撃感ですと普通に別の曲ではバランスが悪く聞こえてしまうのでやりすぎになります。問題は質感になって来ます。鋭く強くリアリティのある壁ドン、これが物理的打撃感では大事であると考えます。
これを新たな設定で聴いてみると、かなり良いです。他にも色々聴いてみましたが、どれも改善してます。
フィルターを整えて位相回転が減ったのが大きいのかもしれません。位相回転は部屋の影響でグラフに出やすく、以前の北欧サブではおそらく床に面していたせいでインパルス特性の波形もおかしかったため、完全に合わせるのが難しく、f特優先で程々に減らす程度にしておりましたが、今回上手くハマり、いくつか消すことができたのでこの際、徹底的にやりましたw
CDの音域は20Hzからとされてますが、実際CDで20Hzのある音源をかけるとスピーカーのせいなのかアンプのせいなのかはわかりませんが付帯音で20Hz以下も鳴っているように思います。今回のフィルターは10Hz以下をカットしたことによって20Hz以下も適度に抑えられ部屋の共振が低減して、良好な結果になったののもあるではないかと推測します。
クリスマスイヴなのでカンターテ・ドミノを聴いてますが、かつてない空間表現と低域のリアリティです。

じゃあリベンジしますか、と件のDSD音源をかけてみると、また落ちましたw
今度は焦らずちゃんと調べてみたら、単にファイルが壊れてるだけでしたw オルガン曲なのでとてつもない重低音が収録されていたのかとw
まあ、結果オーライです。

新作サブウーファー

S氏のシステムを聴いて、やっぱあんま原音にこだわりすぎても良くないな、と思い直しw試行錯誤をしていたのですが、音の印象を変えずに低域の迫力だけ上げるにはだいたい25Hz以下の音圧をブーストしてあげれば効果があることに気がつきました。音の物理的打撃感だけが増え、音のまとまりはそのままという感じになります。
サブサブが14Hzを12dB/octで切ってますが、これにはパラメトリック方式ならでは秘密があり、フィルターの組み合わせのQ値に差をつけることによって無理矢理48dB/oct並みのスロープを作るという裏技を使ってます。
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詳しく説明すると煩雑になるので簡単に言いますと、↑このような2段階で折れるようなスロープになってるのですが、周波数が低すぎるのでスロープが緩いところが見切れて音も出なく48Hz/oct並みのスロープだけが得られるような感じです。ただこれをやるとカットオフ付近での位相回転がかなり変なことになってしまい、上の帯域と繋ぐのに苦労させられます。多分歪みも発生してますが、音が出ればOK、繋がればOKと言う精神でやってますw
(※と、言うかなんでこれをやってるのかと言うと、48dB/octで30Hzとかの超低域を切ろうとすると、遅延がものすごいことになって上の帯域で設定できるディレイの限界値(約20000us)を超えてしまうからなんですが、最新版はもっと長く設定できるみたいでやる必要はないみたいです。悔しい……orz)

んで、低域をいろいろいじってるときに気づいたのですが、と言うか、本当はもっと前から気づいていたのに気づかないフリをしていたんですが、北欧サブ(床に置いてる白いヤツ)がやっぱりちょっと歪んでます。箱がそもそも鳴ってます。サイン波を大音量にすると鳴る感じなんで、音楽信号なら無視できるレベルではあるのですが、やはり気になります。その上、制振処理をだいぶやってるのにも関わらず、まだ少し床に伝わってるのも気になってました。さらには、制振処理をしたせいで無駄に場所をとってるのも気になってました。(54cm×52cm×20cm)

吊り下げ機構のために買ったワイヤー調整金具(800円×8個)の次の使い道に悩みつつ、北欧サブは引退。

そしてこちらになりました。

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SW4/6/1Tです。
この/分けはLS3/5Aの真似なんですが、当初3/5をなんかサイズの比率かなんかかな?と勘違いしており、スピーカーの598戦争とかもサイズの比率かな?と、やたらとサイズ比と勘違いしてることから、逆にサイズの比率を表すネーミングとして取り入れようと、今のメインのLS1/5/2A(LoudSpeaker20cm/100cm/40cmAhoの略)からつけており、今回はSubWoofer60cm/90cm/15cmでこの名前になりました。Tは「立て掛けてる」のTですw

奥行きがわずか15cmですが、板厚はバッフル面・背面とも3.2cm。しかもユニットを挟んで背面と完全にくっついているので実質6.4cm! 北欧サブは1.8cmでしたので約3.5倍、容量は37リットルで、北欧サブの22リットルをはるかに凌駕。重量は片方だけでも30kgあります。問題の制振構造ですが……

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このように、逆振り子立て掛け構造®︎で横揺れをジェルマットで吸収!(®︎は嘘です)
ちなみに以前の北欧はこんな感じ。
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これだけやってもまだ少し揺れが床に伝わってました。
逆振り子立て掛け構造♨︎なら床どころか壁も揺れゼロ。と言うか、LS1/5/2Aの揺れの方が床に来てるのでこれの対処を今、考えてますw
やっぱりサブウーファーで縦にユニットを配置するのは悪手だと思いました。縦揺れにサブウーファーそのものの重さも加わりますので制振が難しすぎます。

歪みなんですが、かなり改善してますがまだあります。徹底的に調べましたが、箱ではなくユニット自体に軽く歪み(THD+NのNの方)がありました。高次倍音の周波数っぽくはなく、おそらく風切り音。まあ、そんなに高いユニットでは無いですし、これだけ薄けりゃしょうがないのかもしれませんね。音楽信号では全くわかりませんし、計測でも綺麗な線ですので、無視しますorz

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中はこんな感じです。L字アングルはハの字にしたかったのですがターミナルに干渉したのでVの字にしました。
最初音出ししたとき、縦に入ってる梁の厚さが0.5mmほどオーバーしていてフタを邪魔したため隙間からリコーダーのようにビュービューノイズが出て落ち込みましたw カンナで削って修正しました。
箱の集成材の板ですが、2cm厚で180cm×60cmでコメリでたった2150円なんですが、重く・硬く・切り易く、最近気に入って使ってます。欠点はモザイク柄なせいで鉛筆で印をつけてもどこに書いたかわからなくなる事ですねw
バッフル面と背面にはさらに1.2cm厚の合板を貼り、左右総額(ユニット抜き)で20,000円ほどでできました。
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自作スピーカーは、これで9作目になりますが、そのうち3つがサブウーファーですので、そろそろサブウーファー造りのコツも掴めてきましたね。
やっぱ北欧サブや今回のように、構造を複雑にしてしまうと箱が鳴ったりする可能性が増えます。サブサブのように、側面板をバッフル面で挟むような構造が一番作り易く、失敗しないですね。
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補強で入れる梁(青い部分)を側面の板と同じタイミングでパネルソーで切ってもらうのが良いでしょう。これが0.01mmでも側面板と違うと隙間ができて台無しになります。(バスレフならなんとかなりますが) あと、今回やったような板でフタをする方式も次は避けたいですね。フタだけでは密閉が甘くなるので、もうメンテは諦めて全ての面の板を完全にボンドで貼り合わせ、二度と開けられなくするか、ユニットの取り外しで開けられる形にするべきでしょう。

さて、忘れそうになりましたが、肝心の音質です。
すぐ横にあるので、サラウンドのように横から聞こえはしないかが気になってましたが、サブウーファーで低い帯域ですし、耳に届くタイミングも完全に合わせてますのでほとんどわかりません。ディップ埋めで100Hz付近まで鳴らしてますので全くわからないと言う感じではないんですが、逆にウチのような幅のない部屋ではこっちの方が音場が広がり良い感じに聴こえます。
まあ、気になったら100Hz付近の狭いディップを無視して、45Hz付近のディップに専念させればもっと聴こえなくなると思います。いずれにしても、f特も位相特性も調整してますのでそこまで以前と変化はないですね。(※結局、100Hzのディップは無視し、66Hzで切る感じにしました)
それよりもラインアレイの変化がすごいですね。ラインアレイでは北欧サブ時代からサブウーファーというよりほぼウーファーの帯域でしたので、床に向かって鳴らしていた状態とは大きい変化がありました。まだ調整中ですが、面白い音にできそうです。

誰にも伝わらないHFDあるある言いたい

HFDとはHypex Filter Designの略で、その名の通りhypexのクロスオーバーフィルター等をデザインする、つまりDSPを操作するソフトウェアのことで、ものすごく便利なんですがバグが多いです。

HFDあるある、その1。
データを送るとときどきプリセット1に勝手に戻されるやつ。
3通りクロスオーバーを設定できて、要は3つのスピーカー分5wayの設定ができるんですが、作業中、例えば設定2のクロスオーバーをセットしたあと本体にデータを送信すると、送信完了後、ときどき(いつもじゃない)設定1に戻されてるんです。
よーしプリセット2を完璧にしたぞ〜コレを計測して……あれ?なんか全然違う音じゃん!!→プリセット1になっとるやないか!!と言うことが起こる。

HFDあるある、その2。
読み込み中にいじると読み込まなくなるやつ。
データのロード中はなんも操作しちゃいけないんです。他のアプリも触っちゃダメ。

HFDあるある、その3。
謎のメモリーエラー。
調整作業は結構トライ&エラーで、送信したり別のデータを読み込んだりを繰り返すんですが、何度もやってると急にメモリーが満杯になっちゃったよみたいなエラーが出て読み込まなくなります。
その2、その3になったらソフトを立ち上げ直すしかありません。その3は予防的に一定回数やったら正規の方法でセーブして閉じて回避できます。


一昨日、S氏のシステムに影響を受けて低域をもっと派手にしてやろうと調整中に、新しいタイプのバグに出会いました。
おそらく流れとしてはこうです。なんらかの原因でデータが読み込めず、まっさらなデータを出す→まっさらなデータを自動で上書き保存する→元のデータ消える→オレ氏、死ぬ
一応、Windowsの機能でファイル履歴と言うのがあって復元できるはずだったのですが、なぜかまっさらなデータしか読み込まず、完全に失いました。

幸いなことに完全に失ったのは5wayのうち、低域の2wayだけで音の根幹となる高〜中低域3wayは生きてます。(製品の数としては4つあり、高〜中低域の3wayと低域の2wayが左右一つずつある。アンプの数としては1wayずつ別れているので全部で10個。)

これの設定し直しでけっこう時間を取られました。
メインの低域はわりと計測に忠実にやってますので、意外とすぐ終わりましたが、問題はホーンとラインアレイです。これらは聴感で良いと思った設定にしてますので、計測で上手いこと行っても、元の状態にはなりません。↑にカットオフの周波数やフィルターが表になってますが、これだけでない要素も結構あります。
聴感に頼るとどうしても、音源によってこれは上手く鳴るけど、こっちはピークやディップが目立っちゃって全然ダメ、というのが生じます。音楽のジャンルで合う合わないと言うのは許容範囲内ですが、音源によってというのはやっぱり見過ごせません。まず大まかに設定したあと、いろいろな音源を聴いてみて、変に鳴る部分を計測で特定し、細かい部分も直しつつ、またいろいろな音源を聴いて、というのを繰り返します。
聴感での調整は、心理的な要因でもっとこう鳴らせるはずだと言うバイアスもかかります。特にS氏のあの低域を聴いた後ですので、オレのシステムはまだこんなもんじゃないぞ!という雑念で、音作りが行きすぎてしまってる感じもしますねw こういう心理的バイアスは誰でも起こりますので常に自分を疑っておくべきでしょう。
一方、ラインアレイでは新しい発見もあり、聴感で調整し続けることのメリットも感じました。低域を緩めに繋いでましたので、逆相にすると音場感が面白い感じになりました。もうちょい調整すれば、以前よりいい感じに鳴りそうな気がしてます。

⭐︎番外編 hypexのプレートアンプあるある
リモコンが軽くて丸っこいのですぐどこかに転がって紛失する。

S氏宅訪問

K氏にちょっとお渡しするものがあってお家を訪ねたら、話の流れで急遽、ご友人のS氏のお宅に伺うことになりましたw そんなわけで今回の記事も訪問記です。


こんなことを書くと、利いた風なことを言うなと言われるかもしれません。私はオーディオ歴わずか11年ですが、僭越ながら言うと低域には少し知見があります。そこからS氏のシステムを聴いて感じた事を述べます。

かなり低域がブーストされている。こう書くと多くの人は街を走ってるヤンキーの車の音みたいなのを想像されるかもしれません。あの手のやつはサブウーファーでパワーをガンガン入れているのでブーストと言うとしっくり来ます。イコライザーで低域を持ち上げるのもブーストされてるな、と考えると思います。こう書くとわかりやすいかもしれません。自然な方法を用いず、意図的に音域を持ち上げるのが通常言うブーストである、と。
S氏のシステムを聴いて、ブーストされていると言う感想を持つ人は少ないでしょう。あの音を聴いた多くの人は「こんな低音は聞いたことがない」と漏らすそうです。それは尤もであると思いました。なぜかと言うと、あの低音はあまりにも自然にブーストされているからです。不自然なブーストだったらおそらくみんな「低音が凄い(意味深)ですね〜」みたいな、なんか含んだ言い方になると思いますw
私が今まで聴いてきた低域が強いスピーカーの大半は、ピークやディップが発生していて、聴いてすぐにブーストされている、と感じました。意図的に上げてるんだな、と。しかしあのシステムは違います。「これが本来の音だったのか」と言う自然さで低域が押し寄せてくるんですね。

S氏は無論のこと、サブウーファーやイコライザーを使って低域を出しているわけではありません。

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(↑ターンテーブルの横などの吸音材は低音の影響を避けるためのもので、置きっぱなしになってるわけではないとの事w)

38cmウーハーを備えた4way、そして最大25W(だったかと)程度の自作アンプ、これらで極めて自然に低域を引き出しておられます。当人は30Hzの低音を出せてるとおっしゃっていましたが、普通に20Hz以下まで鳴ってると思います。
ウチのシステムも、マイクで検出できる5Hzまで線は伸びてるのでレンジ自体は出せてます。
なんたってDSPで音をいじり放題、5wayのアンプのパワーは1000W・500W・250W・250W・100W、タイミングもミリ単位で合わせられて、ユニットも最高級では無いけどそれなりに上級品です。しかしこれは、S氏がやっておられることに比べたらまるっきり裏ワザも裏ワザで、富士山にヘリで登頂するようなレベルです。裏技を使わず真っ当に鳴らすから、自然で、ブーストと言ってしまうには綺麗すぎる低域を出せてるんですね。(※そもそも私のはhypexのアンプの能力がなければできないことですので、私の功績ではなくオランダのhypex社員のおかげであり、もはやS氏のやっておられることと比べられるレベルではないでしょうw)

こういうと語弊が生じるかもしれませんが、レンジ自体は私のシステムに限らず、市販のサブウーファーでも出せます。市販のサブウーファーでも20Hzを出せるものは多数あります。しかしながら、市販のサブウーファーでは対応できない要素が3つあります。まず1つはフラットに鳴らすこと。2つ目は群遅延への対応。そして最後が制振です。
フラットに鳴らせないのは、基本的にサブウーファーのf特は台形ではなく山型だからなんですね。本題からかなりズレるのですが、このタイミングにちょっと解説させて下さい。
多くの人が想像しがちなのは、サブウーファーは最低域を鳴らせるサブウーファー専用ユニットが付いてて、それを使うと筐体が小さくても30Hzあたりから50Hzあたりまで平らに鳴らせて、上のスピーカーの最低周波数にクロスを合わせれば上手く低域を増強できるんだなるんだろうな、と言う感じだと思います。
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しかし実際は、こうです。
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サブウーファーユニットが最低域を鳴らせる能力は、同じ径の普通のウーファーユニットと大して変わらず、ただパワーを入れた時の耐久性があるだけなんです。
声楽に例えると、カウンターバスみたいなめっちゃ低い声を歌える歌手がいるわけではなくて、のどが頑丈なバスの歌手に、本来ちゃんと歌えないめっちゃ低い音だけの楽譜を与え、バシバシしばき倒して無理やり歌わせてる、と言う感じです。
サブウーファーの調整が難しいのはこの山型の特性によるものが大きく、上のスピーカーの最低音から少しでも離すとディップができ、ディップを埋めようとするとピークになる訳です。部屋の特性や高次倍音と重なってピークが20dBなんてことも多々あります。これを改善するには、クロスオーバーのスロープを工夫して上手いこと台形になるように調整したり、上の帯域にハイパスを入れたりする必要があるんですが、私は以前は2段構えでサブウーファーを入れることで山を二つにし、擬似的に台形にする手法を取っておりました。やはり音が濁るので今はスロープの調整に変えてます。

ただこれは、箱の容量を上げてやると話が変わってきます。箱を大きくすると、元から最低域を出せるようになるので、無理やり鳴らさせる必要がなくなります。そうなるともはや最低域のために帯域を分ける必要もなくなるので、サブウーファーは不要になります。
サブウーファーが普通のウーファーなら群遅延の問題も解決します。
群遅延はクロスの周波数が低いほど、スロープを急峻にするほど倍々ゲームで大きくなるもので、酷いと20mくらい遠くにサブウーファーが置いてあるような遅さで鳴ってしまうと言う、サブウーファーの最大の致命的な弱点です。これは波長の長さに関係してますので30Hzを48dB/octなんかでハイカットすると7mぶん程遅れてしまいますが、50Hz、80Hz、24dB/oct、12dB/octと緩くしていくとみるみるうちになくなり、100Hz 12dB/octでは80cmほど、普通のウーハーがハイカットするような500Hzでは20cm程度になります。(※群遅延はいくつかの要因が重なって起きてますのでスピーカーの性能にも寄ります。数値は参考程度でお考えください。)
20cm程度ですと位相が合っていれば全くわかりません。と言うか5m、10mでも普通に誰も気づきません。それどころか遅い方が暴力性が増すと感じる人も多いので、ホームシアター用途なんかでは敢えて遅延を直す必要もないです。
遅延を直す方法は、物理的に振動板位置を合わせるか、デジタルで上のスピーカーにディレイを入れてやるしかありません。ディレイを入れるのは現状DSPしか方法はありませんので、ピュアオーディオではアキュフェーズのチャンデバや、DEQXあたりでやったり、ピュア感は薄まりますがスタジオ機材、カーオーディオ機材を使ったりします。ウチのはスタジオ機材になります。最近のDSPはコアとなる部分がDACチップも兼ねているので、DA変換と同時に処理し、信号の劣化は少ないようです。

話を戻します。市販のサブウーファーで対応できない面の3つ目としてあげられる制振です。これは市販のサブウーファーでは重量や板厚の面で制振が不足し、歪みが大きくなってしまうと言う話もあるんですが、本当に大事になってくるのは部屋の制振ですね。サブウーファー自体の制振もきちんとしていると部屋の影響も下げられると言うこともありますが、20Hz、30Hzと言う音を出すと付帯音として20Hz以下も出てきて、部屋の窓ガラスから壁からちょっとした金具から、あらゆるものが共振しだします。こうなってくるとサブウーファーをどうこうしたところで意味がありません。ウチはこれが少しあります。サブウーファー自体は背面対向で一応短くですがワイヤーで吊るしていてそこそこ制振できてますが、やはり壁やラック類です。ウチであの低域の音圧で鳴らすとビリついてしまい、どうしようもないです。
S氏の部屋の写真を見ていただくと、壁は吸音材を全面に貼っておられます。これは中〜高域の反射を抑え、大音量で飽和するを防ぐ働きも大きいですが、壁のビリ付きから生じる音を低減し低域のクリアさに寄与している効果も大きいでしょう。さらにエンクロージャー自体にも(秘密の)工夫が凝らされてます。

3つ、市販のサブウーファーの難点を挙げましたが、これは実はどんなスピーカーでも最低域を鳴らそうとするとやはり問題となる部分であり、高級なスピーカーを使っても簡単には上手く鳴らせるものではありません。大型にしたところで簡単には低域をフラットには鳴らせませんし、遅延を解消しただけではスピード感は出せませんし、頑丈にしたところで歪みを無くすことはできません。
それをS氏は全て自らやってのけています。同じ低音ファンとしては素直に脱帽です。
先に述べた、多くの人が「こんな低音は聴いたことがない」と感想を述べたと言う話ですが、私は敢えてそうは言いません。聞こえは悪いかもしれませんが「ここまで自然にブーストされている低音は聴いたことがない」と言うのが私にとって適切と考えます。が、それは低音をやってる人間ほど、どんなに凄いのか理解できることで、S氏にはこれを最高の賛辞であると受け止めていただきたいです。

⭐︎ちなみに感想がスピーカー中心になっちゃってますが、おそらく本当にすごいのはアンプ部分なのだと思います。私はその辺が全く疎いので何も言及できずw すみません!orz

私は他の方のシステムを聴くと、ウチでも再現できないか試すのですが、今回はまず制振を頑張らないといけないのでなかなか長い戦いになりそうです。
と言うか最近、他の方のシステムを聴きまくってるので、やるべきことが山積してますw
K氏にはこんなに機会をいただいてホント感謝しかないです。

F氏宅訪問

K氏のご紹介で、あきた玉響の会の重鎮、F氏宅に訪問して参りました。
特に重鎮を狙って会いに行ったと言うわけではなくw、K氏と玉響の会の話題になったときにそういえばダンディーな帽子を被った方がいた、と話したところ、F氏に違いないとなってじゃあ紹介しよう、とK氏のお力添えでお会いできることとなった次第。
お住まいは昔の街道沿いで、元は長屋だったのでしょう、敷地の奥にある蔵をリスニングルームにされています。伝説と化してる一ノ関のベイシーや、秋田のジャズ喫茶のロンドも蔵を改装した部屋で、やはり蔵とオーディオの相性は最高です。高い天井で適度に響き、厚い土壁で適度に低域を吸い、遮音も完璧。弱点は寒いところでしょうかw

最近はファイル再生をやっておられない方を訪問する機会が多いので、試聴に合う音源をCD-Rに焼いて持参する機会が多くなってます。CD-Rはそのまま差し上げておりますので、下手な音源は選べないな、と少しお相手の方に合わせるような選曲をするのですが、今回、ロックが好きな方と事前にK氏から伺っていたので、少しロックな感じの選曲を心がけました。
心がけたものの、別に苦手というわけではありませんが残念ながら私のライブラリにはちゃんとしたロックがビートルズとイーグルス、ヴァンヘイレン、デュランデュランくらいしかありません。なのでロックは気にせず、私はロックと言えばなんとなくイケイケなイメージがあるので、とにかくイケイケな感じで、しかも試聴にちょうどいい感じの、レンジが広く、音色が多く、綺麗な音場感、厚みやアタック感、スピード感で魅せたりし、かつ聴き慣れている音源を選びました。ヴィッキー・スー・ロビンソン、チャカ・カーン、ゴーゴーペンギン、↓の記事のゴーストライダーなどで、クラシックはベートーヴェンのSym.1-1(朝比奈隆EXTON盤)の一曲だけです。
だがしかし、いざ蓋を開けてみると、F氏はロックがメインなものの、有名なものや質が良いアナログ盤を幅広く聴くといったスタイルで、普通にクラシックもよく聴かれるので、わざわざイケイケな曲を選ぶ必要はありませんでしたw F氏は「今日はなんだかやけにイケイケな奴が来たなあ」なんて思われてたことでしょうw


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↑一部です

F氏は特にアナログのオリジナル盤や海外盤、プレスの違いによる表現の違いに精通しており、膨大な数のLP盤が壁を覆っておりました。オーディオシステムもそれに合わせた往年の名機で、JBLのPA用のホーンシステムに、自作のプリと300Bのアンプ、サブでオンケンのシステムもありました。


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↑バックロードホーンは貰い物、ヤマハのNS-xxxxは修理品だそうです。鳴らしてはいません。

さて、音の方ですが、やはりホーンらしさを決定づける特徴として中高音が強めなのはありましたが、その感じがほとんどわからないレベルでバランスが良いです。なのでクラシックも自然に厚く堂々と鳴り、かと言ってジャズ寄りの姿勢も崩さずカッコよく鳴ります。なんと言ってもフロアタムのバシバシ感が素晴らしい。ハイスピードな低域に支えられて異次元の爽快感ですね。JBL4560はサイズがそこまでないので、下は40Hzと言ったところでしょうか? もしかしたらレスポジ後ろの鉄製の扉のおかげで少し増強されてるかもしれません。
実は、この4560と2220の低域は玉響の会の会合で使っていたので、このシステムは1/3くらい既に聴いていた物だったのですが、以前とは全然バランスが違います。聞くとあの時のシステムはプリに他の方のラインアンプを用いていて特別仕様だったとのことでした。個人的にはやっぱりこの部屋で調整されたこのシステムの方が段違いに好きですね。

衝撃的だったのは、真空管マイクで生録されたと言うジャズの音源でした。
私はジャズはクラシックに比べると割と適当に聴いてるのですが、一応、ニューヨークとモントリオールのジャズバーで本物の音を聴いたことがありました。その生録音源をかけると、本当にジャズバーで鳴ってる音そのものです。

これは凄いなと、少し考察してみましたが、マイクから再生機器まで過渡応答の優れた物で揃っていて、さらに響き方が演奏会場とオーディオルームとマッチしていることで、あそこまでのリアリティを出しているのかなと。
音源をお借りしたので家でも鳴らしてみましたが、ホーンはLE85が少し足を引っ張っている感じがあり、メインはf特をいじれば少し近い感じにはなりますが、やはりジャズバーで鳴っている感じとはほど遠いです。ラインアレイはメインほどではありませんが意外と善戦していて、低域のハリはないものの空気感は出てます。

ホーンの改良点が見つかったのは大きな収穫でした。ウッドホーンは買ったばかりで買い替える気にはならないので1インチドライバー縛りですね。2420か現代のドライバーでもありかと思ってます。ツイーターは今のFostexで大丈夫そうな感じがします。

話戻りますが、F氏は玉響の会でのオシャレな帽子と、渋いシステムと音楽趣味からすごくダンディーな方なのかなと思っておりましたが、けっこう気さくでお話しも面白く、少し長居をしてしまいました。次は是非ともうちのシステムを聴きに来ていただきたいです。
今回は本当にありがとうございました。


※追記
アナログ専門の方に連続で訪問していてやっぱり、アナログやったりしないの?なんて話になったりしますが、今タブレットでこの文章を書いていて、この中で音源選びから音量、システムの切り替えがワンボタンでできてしまってるので、もはやこの利便性からは離れられませんね…。
それに音楽の聴き方として、私は演奏家を聴き比べると言うのはもうやらなくなったので、マイナーな作曲家の音源があまりないアナログでは、好きな音楽も聴けないと言う根本的かつ致命的な問題があります。『クラシック音楽作品名辞典』と言う、普通の人は「こんなんなんのために使うの?」となるのがお約束の辞典がありますが、これに載っていて音源化されているもののうち、アナログ盤でカバーできるのはおそらく40%ほどでしょう。そのうちデジタル化されていない物は10%以下と言うレベルですので、アナログ盤をこれから買うにはデメリットが多すぎる感じです。
アンプに関しては、これも連続でアンプ自作派の方に訪問させてもらっていて、やってみない?という誘いwを受けるのですが、現状もうちょっとスピーカーをやってからになりそうですね。スピーカーはけっこう輸入品頼りなところもあるので、時世的にはアンプをやった方が経済的かと思われ、やりたいとは思ってますが、結局、DSPとセットになったhypexのアンプで固めてしまってる現状でどこから替えるかというところで迷いが出てしまいますね〜……

プロフィール

あべ

Author:あべ
DDC:MUTEC MC3+USB
AMP:hypex FA253(x2)+hypex FA502(x2)
SP:RAAL 70-10DAM+VOLT VM527+VOLT BM165.1(x2) / Fostex T90A+Fostex H325+JBL LE85+JBL 2231A+JBL 2231H / Dayton audio ND16FA-6(x8)+Wavecor FR055WA02(x9)/
SW:Dayton Audio LS12-44(2ch)+morel UW1058(x2,mono)
CDP:TEAC PD-H600
HPA:nuforce iconHDP
HP:AKG K601
POWER:KOJO TECHNOLOGYAray MKII

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