2023/03/01
DIYの敵
「今回はちょっといい材料を使って少々凝ったモノをDIYしたいな」と、思いながらホームセンターに行き、あれこれ考えてるうちになんか面倒になってきて「最小限の労力で見た目もいい感じのモノを」と考え始め、最終的には微妙な見た目のテキトーなモン作っちゃう現象があり、これにはすでに心理学的な病名wがついていると思うのですが、今回もそれを患いました。ホームセンターで色々悩んでる労力よりも、ちゃんと当初の計画通りに作る労力の方が軽いのにも関わらず、人はホームセンターに行くと「なんとか簡単に作れないかな?」とダラダラ考え続け、ちょっと遠いホームセンターまで足を運んだり、少し値段の張るものを購入してしまったりして挙句、既製品を貼り合わせただけのショボいDIYになってしまうのです。
DIYで失敗する人の大半はこれなのではないかと思います。DIYが苦手と言う人も、初っ端でこれをやってしまい「自分はDIYの才能がない」と言う固定観念に陥り苦手になっていくのでしょう。
なのでDIYを成功させるコツというのは、計画が立ったらホームセンターに行かず、部材を一気にネットで買い揃え、当初の計画通りに作ることなのではないかと思います。畢竟、ホームセンターはDIYの敵だったのです。
今回のDIYは、前回の投稿の最後に書いていた、ダイポールラインアレイのオン/オフにケーブルの抜き差しが必要な点、これを改善しようと言うところから始まりました。
NS-1 classicsとステレオサブウーファーの組み合わせの完成度が高いため、それまで組み合わせて使っていたラインアレイをリモコンで簡単にオンオフして切り替えられるようにしたいと思い、スピーカーセレクターの設定を少し変えることにしたのです。今までは3つ全てのSPセレクターを同じ信号(リモコン)で切り替えていたのを、ラインアレイとサブウーファーと別々の信号にしました。

そのために、SPセレクターの設置場所を少し変える必要があり、真空管アンプの下に置こうと考え、コンクリートブロック(っぽい発泡スチロール)の代わりのラックを自作することにしました。購入するという発想にならなかったのは、貧困もありますが、周辺のラックやらスピーカーやらがほとんど自作なので、いきなり既製品を入れたらデザイン的に明らかに浮きそうですし、必要なサイズが高さ/幅/奥行きが8cm/35cm/35cmと変則的で売ってない上に、小さいので作りやすそうだったからです。

↑初期のデザイン案です。
下の×字のデザインは、板材を見に行ったらめちゃくちゃ値上がりしてたので、なんとかツーバイ材とかでできないかと閃いたヤツですが、こういう攻めたデザインのDIYは、塗装や細かい部分など綺麗に仕上げないと、かなり貧相に見えてしまうということを思い出しやめました。
んで、以前買っていたスピーカースタンド用のスパイクがあるのを思い出し、上のデザインの足にスパイクを付ける感じのデザインをぼんやりと思い浮かべながらホームセンターに行きました。
買ってきたのはこちら↓

これだけでも4400円もしましたw
あれこれ考えてるうちになんか面倒になってきて「最小限の労力で見た目もいい感じのモノを」と考え始め、最終的に高くて半端なものに行き着く現象です。
穴を開けるだけでできるので簡単でした↓

うーん……。
現段階では、まあまあいい感じに見えますがコレジャナイ感もあります。(横にコレジャナイロボもありますし)
自作の怖いところは自分では見た目の良し悪しの判別がつかないところです。自分で作ると愛着で500%増しくらいいい感じに見えてしまうので、本当によくわかりません。
まあでも機能は十全に果たしているのでとりあえずいいとしましょう。
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