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roonの体験会に行ってきました

久々に日曜日に予定が空いていたので山形県は鶴岡市のオーディオラボ鶴岡のイベントに行ってまいりました。
前回行ったのは一昨年の12月で、何本かスピーカーを試聴させていただいて、現在のメインスピーカーになる方向性を決めるきっかけをいただいたた運命のお店です。……と、言いながら今まで1円も買い物をしていません。今回こそは、と思っておりましたが、行く途中寄ったハードオフにリール巻きのアルミットのハンダが安く売っており散財してしまい、恩返しはできませんでしたorz ツイーターを16個はんだ付けしないといけないタイミングで、ちょうど良過ぎました。

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チロルチョコ保管用の箱と言った感じのサイズ感


今回は、秋田県湯沢市のオーディオ評論家、逆木一氏による音楽鑑賞ソフト「roon」の体験会のイベントでした。
私はファイル再生がメインで、ネットワークもやりますのでroonについては試用版をインストールしたこともあり、有用性は理解しておりました。roonに記録してある膨大な資料やWikipediaなどへのリンクにより、関連する人物や背景などを深く知ることができ、さらにその音楽を簡単に辿れるという、まあ、例えるとすると「CDを買ったらライナーノーツに関係者のCDまでぜんぶ挟まってた」というような状況ですねw
しかしながら、使う私の方に若干、問題があるために購入には至りませんでした。
まず、私のクラシック音楽の聴き方に問題があります。一般的には音楽史的に価値のある作品に色々な解釈をして再現(演奏)するのがクラシック音楽ですが、私は、色々な解釈とかされても違いがよくわからないので、とにかく別の楽曲を聴きたい感じなのです。ポロリ〜ンがポロリ〜…ンになっても、でっていう(死語)と言う感じで、それよりピロリンやポロピロが聴きたいんです。そうなると昔の音楽はもう過去の出来事なので、新しい昔の音楽なんてものは無く(定義を甘くすれば無いこともないんですが)、どんどんマニアックで音楽史的には埋もれてる音楽を求めてしまう感じです。
んでいくらroonに膨大な資料があると言えど、そこまでマニアックな資料はないし、関連する資料へのリンクも少ないので、求めるものが得られないと言う点が一つ。

もう一つがやはり英語をスラスラ読めないと言う点。roonの方が用意している資料はほとんどが英文で、日本語はwikipediaの文が読めるのですが、それなら無料で読めるWikipediaで良いな……となってしまいます。資料が読めないと、言ってしまえば音楽配信サービスの補助装置くらいの使い方しかできない辛みがあります。(かなり強力な補助ではあるのですが。)
その辺のところは今後、発展があるかなと言う期待があり、このイベントで事情を聞こうと思っておりました。一応、体験会と言う名目でしたので、逆木氏のお話自体は入門的なものでしたが余談としてのroonの動きに関しては少し聞けました。

残念ながら現段階ではまだ私が欲しいサービス水準に達していなく、まだちょっとroonの導入は見送る形ですが、利用者数の方は日本国内でも割と順調な推移なようで、将来的により完全な日本語化や更なるリンクなどが加わることが期待され、導入する可能性は高まりました。

使用機材として、最近話題のカナダのParadigmのスピーカー(Persona3F)や、エソテリックの欲張りセット的なDACプリとパワー(N-05XD、S-05)、roonデバイスにNucleus Rev.BとTAIKO AUDIOが用意され、聴き比べもできました。

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Paradigmのスピーカーは初めて聴いたのですが、上は優しく下はシャッキリと言った感じのなかなか綺麗なサウンドで、特徴的なディフューザーとアルミコーンのウーハーの見た目通りの音と言ってしまうと表現に味気がないのですが、見た目の綺麗さもありますので本当に綺麗だなと言う感想が出ます。
roonコアは逆木氏のノートPC(多分レノボ)、Nucleus Rev.B、TAIKO AUDIOと比べて聴かせてもらいました(他の方が試聴されてる横でですがw)。私はファイル再生における送り出し機器の質というのはあんまり気にしてもしょうがないな、と言う先入観がありましたが、意外と音が変わるので驚きました。そして、意外とノートPCが善戦してるのも驚きました。(私見)
正直、個人的には、ファイル情報の挿入・書き換えなど頻繁に行うので、そこにPCではなく専用機器を置く気にはなりませんが……


秋田市から山形方面に行くといつも気になる橋。

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メガ・オーバー・ブリッジ!!
今はテラやペタの時代なのでちょっと少なさを感じますが30年くらい前は相当なもんでした。まあでもオーバーですから、元々デシとかミリとかそんな規模感だったんでしょう。それでメガですとやはり今でも相当なのかもしれません。
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あべ

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