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新作サブウーファー

S氏のシステムを聴いて、やっぱあんま原音にこだわりすぎても良くないな、と思い直しw試行錯誤をしていたのですが、音の印象を変えずに低域の迫力だけ上げるにはだいたい25Hz以下の音圧をブーストしてあげれば効果があることに気がつきました。音の物理的打撃感だけが増え、音のまとまりはそのままという感じになります。
サブサブが14Hzを12dB/octで切ってますが、これにはパラメトリック方式ならでは秘密があり、フィルターの組み合わせのQ値に差をつけることによって無理矢理48dB/oct並みのスロープを作るという裏技を使ってます。
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詳しく説明すると煩雑になるので簡単に言いますと、↑このような2段階で折れるようなスロープになってるのですが、周波数が低すぎるのでスロープが緩いところが見切れて音も出なく48Hz/oct並みのスロープだけが得られるような感じです。ただこれをやるとカットオフ付近での位相回転がかなり変なことになってしまい、上の帯域と繋ぐのに苦労させられます。多分歪みも発生してますが、音が出ればOK、繋がればOKと言う精神でやってますw
(※と、言うかなんでこれをやってるのかと言うと、48dB/octで30Hzとかの超低域を切ろうとすると、遅延がものすごいことになって上の帯域で設定できるディレイの限界値(約20000us)を超えてしまうからなんですが、最新版はもっと長く設定できるみたいでやる必要はないみたいです。悔しい……orz)

んで、低域をいろいろいじってるときに気づいたのですが、と言うか、本当はもっと前から気づいていたのに気づかないフリをしていたんですが、北欧サブ(床に置いてる白いヤツ)がやっぱりちょっと歪んでます。箱がそもそも鳴ってます。サイン波を大音量にすると鳴る感じなんで、音楽信号なら無視できるレベルではあるのですが、やはり気になります。その上、制振処理をだいぶやってるのにも関わらず、まだ少し床に伝わってるのも気になってました。さらには、制振処理をしたせいで無駄に場所をとってるのも気になってました。(54cm×52cm×20cm)

吊り下げ機構のために買ったワイヤー調整金具(800円×8個)の次の使い道に悩みつつ、北欧サブは引退。

そしてこちらになりました。

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SW4/6/1Tです。
この/分けはLS3/5Aの真似なんですが、当初3/5をなんかサイズの比率かなんかかな?と勘違いしており、スピーカーの598戦争とかもサイズの比率かな?と、やたらとサイズ比と勘違いしてることから、逆にサイズの比率を表すネーミングとして取り入れようと、今のメインのLS1/5/2A(LoudSpeaker20cm/100cm/40cmAhoの略)からつけており、今回はSubWoofer60cm/90cm/15cmでこの名前になりました。Tは「立て掛けてる」のTですw

奥行きがわずか15cmですが、板厚はバッフル面・背面とも3.2cm。しかもユニットを挟んで背面と完全にくっついているので実質6.4cm! 北欧サブは1.8cmでしたので約3.5倍、容量は37リットルで、北欧サブの22リットルをはるかに凌駕。重量は片方だけでも30kgあります。問題の制振構造ですが……

IMG_1554.png
このように、逆振り子立て掛け構造®︎で横揺れをジェルマットで吸収!(®︎は嘘です)
ちなみに以前の北欧はこんな感じ。
IMG_1555.png
これだけやってもまだ少し揺れが床に伝わってました。
逆振り子立て掛け構造♨︎なら床どころか壁も揺れゼロ。と言うか、LS1/5/2Aの揺れの方が床に来てるのでこれの対処を今、考えてますw
やっぱりサブウーファーで縦にユニットを配置するのは悪手だと思いました。縦揺れにサブウーファーそのものの重さも加わりますので制振が難しすぎます。

歪みなんですが、かなり改善してますがまだあります。徹底的に調べましたが、箱ではなくユニット自体に軽く歪み(THD+NのNの方)がありました。高次倍音の周波数っぽくはなく、おそらく風切り音。まあ、そんなに高いユニットでは無いですし、これだけ薄けりゃしょうがないのかもしれませんね。音楽信号では全くわかりませんし、計測でも綺麗な線ですので、無視しますorz

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中はこんな感じです。L字アングルはハの字にしたかったのですがターミナルに干渉したのでVの字にしました。
最初音出ししたとき、縦に入ってる梁の厚さが0.5mmほどオーバーしていてフタを邪魔したため隙間からリコーダーのようにビュービューノイズが出て落ち込みましたw カンナで削って修正しました。
箱の集成材の板ですが、2cm厚で180cm×60cmでコメリでたった2150円なんですが、重く・硬く・切り易く、最近気に入って使ってます。欠点はモザイク柄なせいで鉛筆で印をつけてもどこに書いたかわからなくなる事ですねw
バッフル面と背面にはさらに1.2cm厚の合板を貼り、左右総額(ユニット抜き)で20,000円ほどでできました。
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自作スピーカーは、これで9作目になりますが、そのうち3つがサブウーファーですので、そろそろサブウーファー造りのコツも掴めてきましたね。
やっぱ北欧サブや今回のように、構造を複雑にしてしまうと箱が鳴ったりする可能性が増えます。サブサブのように、側面板をバッフル面で挟むような構造が一番作り易く、失敗しないですね。
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補強で入れる梁(青い部分)を側面の板と同じタイミングでパネルソーで切ってもらうのが良いでしょう。これが0.01mmでも側面板と違うと隙間ができて台無しになります。(バスレフならなんとかなりますが) あと、今回やったような板でフタをする方式も次は避けたいですね。フタだけでは密閉が甘くなるので、もうメンテは諦めて全ての面の板を完全にボンドで貼り合わせ、二度と開けられなくするか、ユニットの取り外しで開けられる形にするべきでしょう。

さて、忘れそうになりましたが、肝心の音質です。
すぐ横にあるので、サラウンドのように横から聞こえはしないかが気になってましたが、サブウーファーで低い帯域ですし、耳に届くタイミングも完全に合わせてますのでほとんどわかりません。ディップ埋めで100Hz付近まで鳴らしてますので全くわからないと言う感じではないんですが、逆にウチのような幅のない部屋ではこっちの方が音場が広がり良い感じに聴こえます。
まあ、気になったら100Hz付近の狭いディップを無視して、45Hz付近のディップに専念させればもっと聴こえなくなると思います。いずれにしても、f特も位相特性も調整してますのでそこまで以前と変化はないですね。(※結局、100Hzのディップは無視し、66Hzで切る感じにしました)
それよりもラインアレイの変化がすごいですね。ラインアレイでは北欧サブ時代からサブウーファーというよりほぼウーファーの帯域でしたので、床に向かって鳴らしていた状態とは大きい変化がありました。まだ調整中ですが、面白い音にできそうです。
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あべ

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