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よくわからないままにディレイが増えた話

↓22日の記事で設定できるディレイの限界が20000μsと書いてますが、正確には19200μsで、秒換算では0.0192秒と結構な短さなのでスロープの緩いサブウーファーなら対応できても、キツくするともう少し長さが必要になります。
うちのDSPは、同社製品としては一応これより新しい物はないのですが、マイナーチェンジをしていて、最新版はチップが新しく、大体やれることは同じですが外部からフィルターデータを読み込める仕様になっているようです。部屋の特性を計算してフィルターを自動で生成してくれるソフトなんかがあるので、そこで便利になってくるのでしょう。どこかで最新版で50000μs秒くらいまで設定している画像を見た記憶があるのですが、見当たりません。最新版の説明書にも19.2ms(19200μs)と書いてます。

IMG_1576.jpeg


なんやかんやいじっていたところ、先日バグでリセットしていた下の帯域のアンプ(FA502)のディレイが32000μsまで設定できることに気づきました。「え?」と言う感じより「は?」と言う感想を覚えたのですが、よくわからんけど伸ばせるならありがてえ、とすぐにディレイを入れなければならない高域(FA253)のファイルを開き設定を試みました。
しかし、相変わらず19200μs以上は設定できません。
おそらくファームウェアが新しくなったことで新たに多くディレイを入れられるようになったのでしょう。感覚的にはそんな物理的っぽい機能をソフトの更新でできるようになるもんなの?ってなりますが、なぜかオーディオ周辺機器ではそう言うのが可能になるパターンが多いですねw 最初からやっとけよ!って言いたいですがw
そう言う調子なんで上の帯域(FA253)はおそらく3way分あるからソフトウェアの関係でディレイも短めなのだろう、と考えました。アキュフェーズのDF-65も10Hzでは48dB/octと96dB/oct、20Hzでは96dB/octのフィルターが設定できないようになってます。これはDF-65に自動でディレイを入れる機能があるからで、ディレイの長さに限界があるため最初からスロープ自体を設定できなくしてるのだろうと思います。今、DF-65の商品ページを見たら「DF-65は、現在在庫がございませんので、次の機種を開発中です。」とありますね。アキュフェーズのことなんで次の機種ではゴリゴリに伸ばせるようになってるかと思いますw

一旦あきらめ、「ならば上の帯域のスロープをめちゃくちゃ急峻にしたらいくらか遅延を得られないだろうか」と考えました。
このパラメトリック方式のDSPでスロープを作る時なんですが、Q値と言うよくわからない数値をいくつも重ねることでアナログのクロスオーバーと同様のスロープを作れるようになっていて、このQ値と言うのは、サンプリングレートにも関係してるみたいで、DSPのサンプリングレートが変わると入れるべき数値も変わってくると言う汎用性のない厄介なものでした。計算すれば求められるみたいですが、計算式が難しすぎて7の段で数学を諦めた私には到底不可能です。なので基本的にはhypexの説明書に書いてある8次フィルターまでの表を元に今まで設定しておりました。リンクウィッツ=ライリーのスロープならばQ値1.31と0.54を繰り返し入れまくれば48dB/oct(8次)、72dB/oct(12次)、96dB/oct(16次)と急峻にしていけるのですが、より一般的に用いられるバターワースが8次以降全くわからなくてモヤモヤしておりました。
この機会によく検索したところ、良いサイトを発見しました。

ここ

20次フィルターまで書いてある!
20次というと、dB/octで言うと120dB/oct! もはや崖ですね。
遅延は波の間隔に比例してますので、高域のフィルターを急峻にしたところで発生する遅延は大したことないだろうな、とは思いつつも実験的に入れてみましたが、入れてる途中で気づきました。設定できるQ値の個数に限界がありました。限度は15個で20次フィルターならば10個Q値を入れなければならなく、ローパスだけなら可能なものの、ミッドレンジなどでハイパスも入れると5個足りません。14次フィルター(84dB/oct)なら繋げられますが、途中でめんどくさくなりましたw
(ちなみにベッセルのフィルターは入れる周波数の値も計算して入れなければならないので、さらに面倒くさい。位相特性ならベッセルが有利らしいです。チェビシェフ?はよく知りません。)

色々やってはみたもののやっぱダメか〜、と20次フィルターを作ったファイルをいじっていたところ、なんか普通に32000μsの設定ができてる!!

IMG_1575.jpeg

旧ファームウェア時代に作ったファイルでは19200μsが限度だけど、新しく作ったファイルなら32000μsが可能なようですw なんじゃそりゃ!!w
旧設定を全部メモして、新しいファイルに入力し直して、32000μsに増えましたw

さて、問題は32000μsでどのくらいサブウーファーの遅延を吸収できるかです。
まだ要調整ですが、22.5HzをLR 48dB/octで切るとちょうど32000μsほど遅延してました。 48dB/octでスッパリ切ると25Hz〜35Hzの間が薄くなるのでそこは新しい方のサブウーファーSW4/6/1Tに任せる形です。ディップ埋めしか役割がなかったSW4/6/1Tが輝き始めました。以前と同じ、二重サブウーファー体制です。
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あべ

Author:あべ
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AMP:hypex FA253(x2)+hypex FA502(x2)
SP:RAAL 70-10DAM+VOLT VM527+VOLT BM165.1(x2) / Fostex T90A+Fostex H325+JBL LE85+JBL 2231A+JBL 2231H / Dayton audio ND16FA-6(x8)+Wavecor FR055WA02(x9)/
SW:Dayton Audio LS12-44(2ch)+morel UW1058(x2,mono)
CDP:TEAC PD-H600
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HP:AKG K601
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