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オーディオとの向き合い方

前回の記事のタイトルが投げっぱなしな感じなので、今日はそれを回収しつつ、今回のタイトルに結び付けたいと思います。
例によって、あまり御託を並べても誰も読んでくれなくなるので手短に。

原音再生が当たり前のように最終目的とされていますが、そもそも原音とは何なんでしょうか。
ストラディバリウスは原音で現代ヴァイオリンは原音でない? あるいはフォルテピアノは原音でモダンピアノは違うのでしょうか。オリジナル楽器は原音でしょうか。両翼配置は原音じゃない?
もしくはシベリウスのフィンランディアはフィンランドで聴いてこそのものでしょうか? ベートーヴェンの田園は絶対音楽だからどこでもいいとか? クセナキスのペルセポリスとかどうなんでしょうね。
たとえば手近なところで紅白歌合戦を例にしてみると、あの音楽体験のリアリティはその年の12月31日のテレビの前によって得られるもので、NHKの会場が本物だと思う人は偏屈でしょう。

まあ、音楽のリアリティなんてのは人それぞれだと思います。
今はインターネットのおかげで言論というものの価値が暴落してるんで、規範的なセンスと言ったものも希薄になっています。評論家の権威も消えつつあるのが現状です。
そういった環境の中、できるだけ内輪内輪のコミュニケーションを避け、公明正大に明快な言論を発していくべきであるというのが、私の考えるオーディオとの良い向き合い方だと思います。
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あべ

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