2015/12/03
自作調音パネル(ハリボテ)
私の部屋の調音パネル類は一部を除いて全て手作りです。はっきり言って効果はマチマチです。
今回の記事はそれを紹介したいと思います。
まずコレ。

吸音パネルです。(自転車置き場は、これは壁紙が盛大に剥がれてるのを隠してるのと、昔自転車をそこにおいてたことにちなんで貼られた史跡です)
この吸音パネル、かなり効果があって、顕著に中高音の反射が抑えられます。
日本ではサウンドハウスなどで30cm四方10枚で2万円~3万円で売っていますが、なんとアメリカでは倍のサイズで6000円で買えます。
http://amzn.com/B003OXKO10
http://amzn.com/B00ATP5KF6
米アマゾンで扱っていますが、残念ながら日本への発送は行っていないようです。輸入代行業者を通すか、アメリカに観光に行く際買ってくるのがよろしいかと存じます。
ちなみに張り過ぎると完全にデッドな部屋になってしまうので反射材と併用して使うとオーディオルーム的には良いようです。
続いてコレ

パイン材の棚を作る支柱に板を並べた物です。サーロジックあたりの反射パネルを真似したもので、かなりちゃっちい外見ですが、低音の響きが若干変わります。一応、スピーカー側の板から徐々に縦板の高さが高くなっています。

ちょっと見づらいですが、スピーカーの裏のシルヴァンもどきです。これは外して設置したことがないので効果は不明ですが、見た目はそれっぽくなるのでオススメです。作り方は簡単です。しかし、素材がホームセンターの資材コーナーに売っている丸棒だと、一本1000円くらいしますので、何本も揃えると結構な値段になってしまいます。そこで園芸用の焼いて防腐処理をした丸杭を使います。これは150cmで200円くらいで売っていて、真っすぐな棒を探すのに苦労しますが、いろんな店を回って探せばキレイな棒が揃うでしょう。色あい的にも資材コーナーの丸棒よりナチュラルになると思います。材質的に若干柔らかいので音の反射効果は微妙なのかもしれません……
かなり、大きめに作ってしまったため、上に御影石の板を置いてその上に、スピーカーを置いております。

この真ん中のものは、化粧板にガーデニング用の柵、↓こういったものを分解して貼り付けたハリボテ感MAXの一品です。

両脇にあるパネルは、ヤマハのACP-2を真似て作ったもので、これも効果が全くわからないハリボテです。
あとはこれ

100均のMDF材で作った反射パネルです。下から叩くとスーパーキノコが出てきそうな感じに仕上がっています。
最後にこれ

ベッドの上においている反射パネルです。これはかなり効果があるので朝起きて、音楽聴くとなったら必ず設置します。板だけだと反射しすぎるので、半分はスポンジ製の緩衝材を貼っております。
他にもリスニングポイントの背後の壁の上にベーストラップの板を貼り付けたりしておりますが、全体的に効果は不明です。けっこうこけおどし要素が半分なので、プロが見たら失笑まちがいなしです。やり過ぎには注意しましょう。
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