2021/03/12
ちょっとした大改編
セカンドシステムはホーン(高域)+ラインアレイ(中域)+38cmダブル(低域)の組み合わせです。ホーンは音の直進性が強いです。ラインアレイ(トーンゾイレ)は逆に拡散力があります。
「……こりゃ、お互いの特性をスポイル?し合ってるじゃないか。」
と、作った当時から気づいていたのですが、ラインアレイを完成させたときに高域が明らかに出ないことに気づき(ユニットを多くすると互いの音で波長の短い高音を潰し合うため)、高音を補うためにとりあえずホーンと組み合わせたのです。んで、やってみたら意外といい感じにローファイ感があり面白く鳴り、これはこれでいいや、となった形です。
そして、計測マイクの導入でやはり波形がおかしい事を実感し、この度ラインアレイを抜く事を決意したのです。

見た目はあんま変わってないですけどこうなりました。
ホーンとダブルウーファーの位置が離れているので、なるべくクロスオーバー周波数で音が重ならないように急峻なスロープが必要で、なおかつ、ダブルの38cmは別々の製品なため、JBLの現行エベレストのようにダブルウーハーの帯域をゆるく分け、面倒なクロスが必要なミッドバスをDSP付きのHYPEXで鳴らします。(ローはHegel、ホーンは真空管)
そのためにスピーカーセレクターをもう一台導入しました。
ラインアレイですが引退はもったいないのでヤマハのNS-1と組み合わせた所、なかなかいい感じに壮大に鳴り、結果オーライな感じになりました。いずれ本当のラインアレイにするためにツイーターを買う計画は立てております。
同じユニットを大量に買うため、選定は慎重に行かなければいけません。複数使いした時の鳴り方はわかりませんし、失敗しても売り捌くのに苦労します。そして何故かパーツエクスプレスのツイーターの在庫がやたら少ない。
Reference1が若干ホーンの放射位置から邪魔になっていたのでスタンドも5cmほど低くしました。ウェルフロートボードのように中でワイヤーに吊るされてる方式にしたかったのですが前回サブウーファーの台を作るときそれをやってかなり面倒だったので、細めのネジで吊り下げ、ゴムやスポンジでネジを振動からアイソレーションする感じにしました。↓こんな感じです。

ホーン+ダブル15インチのf特がこれです。

やっぱりホーンは管楽器との相性がいいですね。ジャズはReference1を余裕で超える気持ちよさになりました。
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