2021/07/30
クラフトマンシップの敗北
大層なタイトルの記事ですけど、単に前回の記事でやったネットワーク作りを無駄にする形で、結局ツイーター/ミッド間以外全部DSPで制御する形に変更してしまいま🦓した、と言う話です。ネットワークを作成する前はミッドウーファー(とサブウーファー)をDSP制御していて、それをウーファー(とサブウーファー)にし、そこにminiDSPを真空管アンプとHegelの前段に入れる形で、全アンプDSP制御となりました。
やっぱり自在に48dB/octとかディレイとか設定できるDSPは最強ですよもう。パッシブクロスオーバーとか時代遅れっすね、あーやだやだ(←バカ)。
クロスオーバー周波数特性が1000以下なんでだいぶデカいコンデンサとコイルを買ってたのですが、無駄になった形……
肝心の音はというと、全然良いです……。うちのセッティングのようにツイーターとウーファーの位置が離れているとクロスオーバーで重なる周波数帯域はやっぱり狭い方が良いです。断然クリアになりました。DSPに入ってるDACチップとかあんまり性能良くないのですが、やっぱりDA変換よりも正しいネットワーク作りの方が重要なんでしょう。(←元がダメすぎたせいですけど)
一番デカいのは、急峻なスロープでホーンを限界まで下から鳴らせるようになった事です。音像が中央に固まります。そして、ディレイをかけたことで50Hz以上が大体同じタイミングで音が出るようになった事、これもデカい。
ハリがよくスピーディー。
幸い、ジャズ・ポップスの音源はハイレゾとかあまり持っていないので、DSPのADDA変換の質は気になりません。(気にしません)
ちなみにメインのKEFはプリ段から系統を別にしましたのでメイン再生時は35Hz以下の最低域のみDSPになってます。
ネットワークパーツを入れる箱が溢れかえってしまいましたけど、まあ、次に自作する時に使うかもしれないし、結果オーライでしょうか……
こうなってくると性能の良いDSPを導入する欲求が出てきます。
現在こんな感じです。

iPad Airにしたらタッチペン(非純正)の反応が酷いです。まともに絵が描けません。静電気で動作してるそうなので、季節的に静電気が起こりにくいせいなのかもしれませんが、ここまで酷いと純正を買わせるための罠に感じてしまいます。
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